ドキソルビシン塩酸塩(アドリアシンⓇ)には、どのような効果がありますか?
このお薬は、胃がんなどさまざまな種類のがんや腫瘍の進行を抑えるために使用される注射薬です。
ドキソルビシン(アドリアシンⓇ)は、がん細胞が増えることを抑える「抗悪性腫瘍剤」というグループの薬です。
具体的には、次のような病気に対して、病気の進行を遅らせたり、症状を和らげたりする目的で使用されます。
また、他のがんのお薬と一緒に使うことで、次のような悪性腫瘍にも効果が期待できます。
- 乳がん(手術の前や後の治療)
- 子宮体がん(手術の後や、転移・再発した場合の治療)
- 悪性骨・軟部腫瘍(骨や筋肉などの組織にできるがん)
- 多発性骨髄腫(血液のがんの一種)
- 小児の悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍、横紋筋肉腫、神経芽腫、網膜芽腫、肝芽腫、腎芽腫など)
さらに、「M-VAC療法」と呼ばれる複数のお薬を組み合わせた治療法の中で、尿路上皮癌(尿路にできるがん)にも使われます。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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