肺がんのステージ別(転移の有無別)の余命は、適切に治療した場合、それぞれどのくらいですか?
ステージ別の5年生存率を示します。
肺がんには、小細胞肺がんと非小細胞肺がんがあり、予後が大きく異なります。適切な治療を行った場合のステージごとの5年生存率は以下の通りです。
小細胞肺がん
- ステージ1: 38.9%
- ステージ2: 26.1%
- ステージ3: 16.3%
- ステージ4: 2.0%
非小細胞肺がん
- ステージ1: 74.6%
- ステージ2: 47.7%
- ステージ3: 28.2%
- ステージ4: 8.4%
これらの生存率は2014年から2015年に診断された人の統計データに基づいていますが、実際の予後は個々の患者さんの全身状態や治療効果により異なります。したがって、これらの数値をそのまま個人の予後に当てはめることはできません。
治療法の選択や予後については、専門医と十分に相談することが重要です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
肺がん
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ