テポチニブ塩酸塩水和物(テプミトコⓇ)の作用機序について教えてください。
間葉上皮転換因子(MET:メット)を阻害することで、がん細胞の増殖を抑制します。
テポチニブ塩酸塩水和物(テプミトコⓇ)は、間葉上皮転換因子(MET)を阻害することで、がん細胞の増殖を抑制します。METは受容体型チロシンキナーゼであり、細胞の増殖や生存に関与しています。
肺がんの中には、MET遺伝子エクソン14スキッピング変異を持つものがあり、この変異が存在すると、METの分解が抑制され、METを介したシグナル伝達が過剰に活性化されます。MET遺伝子エクソン14スキッピング変異は、MET遺伝子の一部が失われることで、METタンパク質の分解が抑制される変異です。この変異により、METを介したシグナル伝達が過剰に活性化され、がん細胞の増殖や転移が促進されます。
テポチニブ塩酸塩水和物(テプミトコⓇ)は、METの活性化を阻害することで、シグナル伝達を抑制し、腫瘍細胞の増殖を抑えます。具体的には、METのチロシンキナーゼ活性を阻害することで、下流のシグナル伝達経路(例えば、PI3K/AKTやRAS/MAPK経路)を抑制します。
東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教
石橋 直弥 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
undefined
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ