ニボルマブ(オプジーボⓇ)の副作用の出現時期は、いつですか?
発現時期は副作用により異なり、個人差もあります。重大な副作用は初期症状に注意してください。
ニボルマブ(オプジーボⓇ)の副作用の出現時期は個人差があり、治療の開始直後から数週間以内に発生する場合もあれば、治療開始から数ヶ月経ってから現れることもあります。
一般的に、皮膚症状(発疹やかゆみ)は比較的早めに現れることが多く、治療開始後2〜4週間以内にみられることが多いです。一方、消化器症状(下痢や大腸炎)、肝障害、内分泌系障害(甲状腺機能異常や副腎不全)などは、治療開始後4〜12週間で発症することもあります。
間質性肺炎などの重篤な副作用は、治療期間中や治療後数ヶ月経過してから現れることもあります。
これらの症状が現れた場合は、すぐに医師に相談してください。治療開始前に医師から十分な説明を受け、医師の指示に従って検査・診察を受けるようにしてください。
副作用が発現した場合には、医師の判断でお薬を休薬・減量・中止することがあります。
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最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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