ステージ4の肺がんでも長生きできる場合はありますか?
ステージ4の生存率は高くありませんが、5年以上生存する可能性もあります。
ステージ4の肺がんでは一般的に長生きできる可能性は低いですが、その可能性がまったくないとは言えません。
肺がんには小細胞肺がんも含まれ、予後が異なります。
がん情報サービスの院内がん登録生存率集計結果閲覧システムのデータによると、2014年~2015年に小細胞がんおよび非小細胞がんのステージ4と診断された方の生存率は以下の通りです。
小細胞肺がん
- 1年生存率:34.4%
- 2年生存率:9.9%
- 3年生存率:4.3%
- 4年生存率:2.6%
- 5年生存率:2.0%
非小細胞肺がん
- 1年生存率:40.4%
- 2年生存率:23.4%
- 3年生存率:15.4%
- 4年生存率:11.1%
- 5年生存率:8.4%
上記の通り、ステージ4の生存率は高くありませんが、5年以上生存する可能性もあります。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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