肺がんで急死することはありますか?
肺がんは突然死する可能性があります。
肺がんは、肺だけでなく心臓や血管など生命維持に重要な臓器に影響を与える可能性があり、これが突然死につながる場合があります。
例えば以下のようなケースが考えられます。
- 腫瘍による気道閉塞:
腫瘍が気管や気管支を圧迫したり、閉塞したりすることで、呼吸困難に陥り、急死に至る可能性があります。
- 大量出血:
腫瘍が血管を浸潤し、破裂することで、大量出血を引き起こし、急死に至る可能性があります。
腫瘍が心臓を包む膜(心膜)に浸潤し、心膜腔に液体が貯留することで、心臓が圧迫され、心機能が低下し、急死に至る可能性があります。
凝固系異常により血管内で血栓ができ、それが肺の血管に詰まることで、肺血栓塞栓症を引き起こし、急死に至る可能性があります。
- 高カルシウム血症:
がん細胞が骨を破壊する物質を分泌することで、血液中のカルシウム濃度が上昇し、意識障害や不整脈などを引き起こし、急死に至る可能性があります。
これらのケースは、肺がんが進行し、他の臓器に影響を及ぼしている場合に起こりやすいです。
在宅ケアを行う場合は、患者さんの急変時に落ち着いて対応できるよう、医療機関への緊急連絡先を事前に確認しておくと安心です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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