肺がんの放射線治療について教えてください。
肺がんの放射線治療は、放射線を使ってがん細胞を破壊する治療法です。
肺がんの放射線治療は、放射線を使用してがん細胞を破壊する治療法であり、がんの治癒や進行の抑制、症状緩和や延命を目的として行われます。小細胞肺がんと非小細胞肺がんのいずれにおいても治療選択肢となり、病期や身体の状態によっては薬物療法や手術と組み合わせることもあります。
通常、放射線治療は数日から数週間にわたって行われ、1回の治療は数分で終了します。
副作用として以下の症状が起こる可能性があります。副作用は数ヶ月~数年経ってから現れることがあり、治療終了後すぐに生じるとは限りません。放射線治療が終わっても、定期的な診察を受けるようにしてください。
放射線治療の副作用
- 皮膚炎
- 食道炎
- 貧血
- 白血球減少
- 放射線肺臓炎
個々の患者さんにおける適切な治療法は、病気の重症度や悪性度、症状の状態や合併している病気によって異なります。症状が進行していると、充分な治療の効果が得られないこともありますので、気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
国立研究開発法人国立がん研究センター.“肺がん”.がん情報サービス.https://ganjoho.jp/public/cancer/lung/index.html,(参照 2024-08-15).
国立がん研究センター.“肺がん 非小細胞肺がん 治療”.がん情報サービス.https://ganjoho.jp/public/cancer/lung/treatment_nsclc.html,(参照 2024-08-15).
国立がん研究センター.“肺がん 小細胞肺がん 治療”.がん情報サービス.https://ganjoho.jp/public/cancer/lung/treatment_sclc.html,(参照 2024-08-15).
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