ブリグチニブ(アルンブリグⓇ)の副作用の出現時期は、いつですか?
服用開始から数週間以内に現れることが多いですが、副作用により異なり、個人差もあります。
ブリグチニブ(アルンブリグⓇ)の副作用の出現時期は、個々の患者さんの状況や使用期間によって異なりますが、一般的に服用開始から数週間以内に現れることが多いです。
例えば、皮膚障害(発疹や乾燥肌など)は服用開始後2~4週間以内に現れることが多く、消化器症状(下痢や吐き気など)も同様の時期に現れる傾向があります。
重大な副作用のひとつである間質性肺疾患は、国内第Ⅱ相試験の結果によると72例中6例に発症し、中央値93日(12~220日)、服用初期(14日以内)の発症は1例であり、かなりばらつきがあります。
間質性肺炎の早期発見のため、初期症状(息切れ、呼吸困難、咳嗽、発熱等)に注意し、定期的な検査を受けることが重要です。
医師の指示に従って検査・診察を受けるようにしてください。
公開日:
最終更新日:
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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