ボノプラザン(タケキャブⓇ)を飲み続けるとどうなりますか?
通常は8週間までの服用です。飲み続けるとビタミンB1やカルシウムの吸収低下や、腸管感染症になるリスクが上がります。
治療の対象となる病気によって内服期間はさまざまですが、例外を除いて8週間までの服用がほとんどです。
長期間(1年以上)飲み続けた場合、以下が起こることがあります。
倦怠感
ビタミンB1の吸収低下によって疲れやすさや食欲不振などが起こることがあります。
骨折
カルシウムの吸収低下によって骨がもろくなります。
腸管感染症
胃酸が抑えられることにより、腸内細菌のバランスが変化して感染性腸炎などの感染症が起こることがあります。
胃ポリープ
良性のポリープができることがあります。
高ガストリン血症
ガストリンと呼ばれる消化管ホルモンが高くなることがあります。
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
(参考文献)
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