ボノプラザン(タケキャブⓇ)はどういう効果がありますか?
胃酸を抑える効果があるため、胃潰瘍や逆流性食道炎などの治療に使われます。
胃酸を抑える作用があり、胃潰瘍(胃の粘膜が深いところまで傷ついた状態になること)や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの治療や再発抑制などに使用されます。
また、ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助などに効果があります。
胃酸は、強酸で食べ物の消化を助けていますが、正常な胃の粘膜は胃酸で傷つかないように保護バリアがあります。潰瘍や胃炎などの病気になると保護バリアが弱くなり、胃酸によってさらに病気が悪化する、もしくは治りにくくなります。そのため、胃酸を抑えることで病気の治りを促します。
また、胃酸を抑えることで逆流する胃酸の量も減ることから、逆流性食道炎に効果があります。
ピロリ菌除菌の治療にも使用されますが、これは胃酸を抑えることで同時に服用する抗生物質の効果を高めることができるためです。
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
(参考文献)
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