強度近視で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬以外にも屋外活動を増やしたり、光を活用した治療法が有効と言われています。
強度近視で薬が効かない場合でも、近視の進行を抑える方法について、いくつかの研究報告をご紹介します。
1. 屋外活動を増やす
子供の近視の場合は、長時間の読書やスマホ使用などの「近くを見る作業」が増え、外で遊ぶ時間が減ることで進行しやすいとされています。
研究によれば、週200分以上の屋外活動(1日30分~1時間程度を目安)が、近視の進行を抑える効果があると確認されています。
2. 光を活用した治療
近年では、光の波長が近視に与える影響についても研究が進んでいます。
バイオレット光は近視を抑える効果が強いことがわかっていますが、通常の窓ガラスやUVカット眼鏡はこの光を遮断してしまいます。
そのため、バイオレット光を通す特殊な眼鏡が開発されており、近視の進行を約20%抑える効果が確認されています。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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