病的近視
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/25
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病的近視について「ユビー」でわかること
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病的近視と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
視界の一部が見えなくなった
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
色の感じ方が他人と違う、または最近変化したと感じる
- 自覚した時期
- 1ヶ月以上前から
最近目が見えにくくなった
- 症状の出方
- 全く前ぶれのない突然の発症だった
病的近視とはどんな病気ですか?
近視とは、遠くにピントがあいにくくなってぼやける状態です。病的近視は、眼底に出血や萎縮などの特有の変化を生じたものを言います。見たい部分が霞む・歪む・欠ける、黒い点や虫のような影が飛んで見えたり、視野の一部に光が走る等の症状が認められることがあります。
病的近視への対処法は?
根本的に治す方法は現在のところありませんが、病的近視で起こる眼底の変化に対してはいくつかの治療法があり、視覚の維持、もしくは改善を目指すことができます。予防法としては、近視の進行をできるだけ抑えることが必要となります。子どものころから近視が強い、強度の近視がある、20代後半を過ぎても近視が進行している等の場合には、病的近視に進行するリスクが高いので、自覚症状がなくても1年に1度は眼科を受診することが勧められます。点眼、メガネなどを用いた適切な専門治療に加え、近年では、しっかりと日光を浴びることで近視の進行を抑えられることがわかってきました。
病的近視の専門医がいる近くの病院はありますか?
病的近視の専門医がいる病院を見る病的近視のQ&A
- A.
眼球が伸びることが病的近視の主な原因です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る病的近視は、眼球の前後径(眼軸)が異常に伸びることで起こる疾患です。通常、近視は角膜や水晶体の屈折力と眼球の長さのバランスが崩れて、網膜より手前に焦点が結ばれることで生じますが、病的近視ではこの眼軸の伸びが病的に進行し、網膜や脈絡膜、強膜などが引き伸ばされて薄くなります。
その結果、網膜裂孔や萎縮、出血などの合併症を引き起こします。つまり、眼球が物理的に伸びること自体が病的近視の本質であり、この変化が視力低下や失明リスクを高める主要な要因となります。 - A.
視力の著しい低下や中心暗点、失明に近い視覚障害が生じます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る病的近視の末期では、網膜や脈絡膜の萎縮が高度に進み、中心視力がほとんど失われます。黄斑部の萎縮や脈絡膜新生血管の瘢痕化により、ものの中心が見えない「中心暗点」や強い視界のゆがみが出現します。
また、後部ぶどう腫による眼底の突出や、網膜裂孔・網膜剥離が重なると、視界が暗く欠け、最終的に失明に近い状態になることもあります。
これらの変化は不可逆的で、治療しても完全な視力回復は困難です。早期発見・治療を行うことで、視力を保つことのできる期間を延ばすことが重要です。 - A.
あります。進行すると網膜剥離や萎縮で失明に至ることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る病的近視は、日本における中途失明原因の上位に位置する疾患です。眼球が伸びて網膜や脈絡膜が薄くなると、出血、萎縮、網膜裂孔、網膜剥離などの合併症が起こり、これらが進行すると視力を失うことがあります。特に黄斑部に病変が及ぶと中心視力が失われ、日常生活に大きな支障をきたします。
治療により、出血や新生血管を抑えられる場合もありますが、萎縮や剥離による損傷は元に戻りません。したがって、病的近視では失明を防ぐために、定期的な眼底検査と早期治療が極めて重要です。 - A.
視力低下や視野欠損、ゆがみ、飛蚊症、暗点などが現れます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る病的近視では、単なる近視によるピントのずれだけでなく、眼底の組織変化によってさまざまな症状が現れます。これらの症状は、眼底にどのような変化が起こるかによって変わってきます。
代表的なのは視力低下で、特に中心視力の低下が進むと、細かい文字や顔の認識が困難になります。また、網膜の変性や出血によるゆがみ(変視症)、視野の一部が見えない(暗点)、飛蚊症(黒い点や糸くずが浮かんで見える)などもみられます。
強い近視を基盤とした網膜裂孔や網膜剥離を起こし、急激な視力低下を招くこともあります。初期には自覚症状が少ない場合もあり、定期検査が重要です。 - A.
初期は自覚症状が乏しく、軽い視力低下や飛蚊症がみられることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る病的近視の初期段階では、はっきりとした症状が出ないことが多く、通常の近視と区別がつきにくいのが特徴です。
初期には、視力が少しずつ低下したり、黒い点や糸くずのような影が動いて見える飛蚊症を感じることがあります。これは眼球が伸びることで硝子体や網膜に微細な変化が起きるためです。進行すると、ものがゆがんで見えたり(変視症)、暗い場所で見づらくなるなどの異常が現れます。
症状が軽くても、眼底ではすでに変化が始まっていることがあるため、定期的な眼科検査が早期発見につながります。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る病的近視は、単なる強度近視(-6D以上など)とは異なり、眼底の網膜や脈絡膜に萎縮や出血などの病的変化が起きている状態を指します。
自覚的には「視界の一部が暗い」「歪んで見える」「急に視力が落ちた」などがありますが、これらは他の病気でも起こり得ます。そのため、セルフチェックでは正確に判定できません。疑わしい場合は、眼底検査やOCT(網膜断層撮影)を眼科で受けることが必要です。セルフチェック項目
- 視野の欠けや歪みがある
- 急に視力が低下した
- 物がぼやけて見える
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、病的近視かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
病的近視について、医師からのよくある質問
- 前と比べ現在、視界の一部が見えなくなったと感じますか?
- 最近目が見えにくくなったと感じますか?
- 色の濃淡や明暗が明確ではないものが見えにくいですか?
監修医師
診療科・専門領域
- 眼科
