強度近視は、ICLで治療可能ですか?

ICLで治療することは可能ですが、リスクもあるため眼科医の説明を受け、自分に適しているか確認することが大切です。

解説

強度近視は、ICL(有水晶体眼内レンズ)という方法で治療することが可能です。ICLは、目の中に小さなレンズを挿入することで視力を矯正する手術です。

この手術はレーシックのような角膜を削る手術とは異なり、角膜に問題がある人や強度近視の人にも適用できるのが特徴です。

ICLは日本では2007年ごろから使われはじめ、2010年に厚生労働省の認可を受けて広く行われるようになりました。

ただし、この手術にはリスクもあり、術後に白内障が発生する可能性があることが知られています。

治療を受ける場合は、眼科で詳しい説明を受け、自分に適した方法かどうかを確認することが大切です。

公開日

最終更新日

東日本橋内科クリニック 眼科

恒矢 美貴 監修

おすすめのQ&A

(参考文献)

この記事をシェアする

治療が必要な患者様へのお願い

強度近視

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

関連するQ&A

「強度近視」とはどのような病気ですか?

近視の中でも特に度数が強くなり、眼軸長(眼球の前後方向の長さ)が異常に伸びてしまった状態のことです。

強度近視の原因は何がありますか?

近業や屋外活動の減少といった環境的要因と遺伝的要因の両方が関係していると言われています。

強度近視ではどのような症状がありますか?

遠方のものがぼやけたり、かすんだり、中心がゆがんだり暗くなったりして見えるなどの症状が現れます。

強度近視には初期症状はありますか?

強度近視を含めた屈折異常では、ピントが合わなくなっていくことがあります。

強度近視の場合、主にどのような治療をしますか?

強度近視やその合併症では、外科的手術やレーザー治療、抗VEGF薬の注射による治療などが行われます。

強度近視が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

強度近視が疑われる場合には、自覚症状が軽くても定期的な眼科受診を心がけましょう。

強度近視のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

強度近視は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

近視の進行を遅らせる薬として低濃度アトロピン点眼薬が使用されます。

強度近視で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

点眼以外の治療として、眼鏡やコンタクトレンズを使用して矯正を行います。

強度近視の場合、日常生活で気を付けることはありますか?

正常な人より眼球が弱いため、目をこすったり、ぶつけたり、ぎゅっと強くつぶったりしないことが大切です。

気になる症状はユビーアプリで簡単チェック
初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

さっそく調べる
医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

病院を探す
治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。

さっそく調べる
ネットで医師相談
ネットで医師相談

ユビーかんたん医師相談

病院にすぐに行くべきかなど悩んだタイミングですぐに相談。つらくて病院に行けないとき、時間がないとき、夜間や休日などに、いつでも医師に相談できます。

詳しくはこちら