強度近視では失明することもありますか?
失明の原因として強度近視が最も多く、強度近視に黄斑症を合併した場合、失明することがあります。
公開日:
最終更新日:
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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強度近視
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「強度近視」とはどのような病気ですか?
近視の中でも特に度数が強くなり、眼軸長(眼球の前後方向の長さ)が異常に伸びてしまった状態のことです。
強度近視の原因は何がありますか?
近業や屋外活動の減少といった環境的要因と遺伝的要因の両方が関係していると言われています。
強度近視ではどのような症状がありますか?
遠方のものがぼやけたり、かすんだり、中心がゆがんだり暗くなったりして見えるなどの症状が現れます。
強度近視には初期症状はありますか?
強度近視を含めた屈折異常では、ピントが合わなくなっていくことがあります。
強度近視の場合、主にどのような治療をしますか?
強度近視やその合併症では、外科的手術やレーザー治療、抗VEGF薬の注射による治療などが行われます。
強度近視が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
強度近視が疑われる場合には、自覚症状が軽くても定期的な眼科受診を心がけましょう。
強度近視のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
強度近視は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
近視の進行を遅らせる薬として低濃度アトロピン点眼薬が使用されます。
強度近視で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
点眼以外の治療として、眼鏡やコンタクトレンズを使用して矯正を行います。
強度近視の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
正常な人より眼球が弱いため、目をこすったり、ぶつけたり、ぎゅっと強くつぶったりしないことが大切です。
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