エソメプラゾールマグネシウム水和物(ネキシウムⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
このお薬の主な副作用として、下痢、発疹、腹痛、味覚異常などが報告されています。
エソメプラゾールマグネシウム水和物(ネキシウムⓇ)の主な副作用として、下痢、発疹、腹痛、味覚異常などが報告されています。
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
冷や汗が出る、意識が消失する、喉や全身のかゆみ、息苦しい、蕁麻疹などの症状がみられます。
- 汎血球減少症、無顆粒球症、溶血性貧血(いずれも頻度不明)、血小板減少(1%未満)
鼻や歯茎からの出血、息切れ、発熱、めまい、白目や皮膚が黄色くなるなどの症状がみられます。
- 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全(いずれも頻度不明)
意識の低下、お腹が張る、体がだるい、食欲不振、白目や皮膚が黄色くなる、血を吐くなどの症状がみられます。
- 中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermalNecrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)
皮膚が赤くなるなどの皮膚症状、発熱、唇や口の中がただれるなどの症状がみられます。
- 間質性肺炎(頻度不明)
発熱、息苦しい、咳などの症状がみられます。
- 間質性腎炎、急性腎障害(いずれも頻度不明)
発熱、腹痛、尿量の減少、むくみなどの症状がみられます。
- 横紋筋融解症(頻度不明)
手足のこわばりやしびれ、筋肉の痛みなどの症状がみられます。
- 低ナトリウム血症(頻度不明)
- 錯乱状態(頻度不明)
行動にまとまりがなくなる、意識が乱れるなどの症状がみられます。
- 視力障害(頻度不明)
ものが見えにくい、視野に異常が出るなどの症状がみられます。
その他報告されている副作用
- 胃潰瘍、逆流性食道炎などの消化器疾患に使用した場合(頻度:1~5%未満のもの):肝酵素上昇
- ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助として使用した場合(頻度:5%以上のもの):下痢・軟便(33.4%)、味覚異常(10.5%)
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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