ビダラビン（アラセナ−AⓇ）では、どのような副作用がみられますか？
外用剤では皮膚の痛みやかゆみが、点滴では消化器症状の他に、まれに精神神経障害や血液の異常がみられることもあります。
ビダラビン（アラセナ−AⓇ）の主な副作用として、以下のようなものが報告されています。
◆軟膏およびクリーム（頻度：1％未満）
- 接触皮膚炎様症状（皮膚のヒリヒリした痛み、赤み、腫れなど）
- 刺激感
- かゆみ
など
◆点滴静注用（頻度：0.1～5%未満）
など
点滴静注用の重大な副作用
点滴静注用製剤では、まれではありますが、以下のような重大な副作用も報告されています。
精神神経障害（頻度：0.4%）
などの症状がみられることがあります。
骨髄機能抑制（頻度：0.8%）
赤血球数、白血球数、血小板数の減少やヘモグロビン、ヘマトクリット値の低下により、
などの症状がみられることがあります。
#ショック、アナフィラキシー（いずれも頻度不明）
などの症状がみられることがあります。
このような症状がみられた場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
公開日：
最終更新日：
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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