ルパタジンフマル酸塩(ルパフィンⓇ)は効果が出るまでどのくらいかかりますか?
薬を服用後1時間程度で血中濃度が最高に達し、効果があらわれます。
ルパタジンフマル酸塩の効果が出るまで
ルパタジンフマル酸塩は、服用後約1時間で血中濃度が最高に達することが分かっています。他の抗アレルギー薬と比較しても短時間であるため、速効性のある薬と考えられています。ただし、効果の発現時期は個々の患者さんの状況や体質によって異なる場合があります。
また、ルパタジンフマル酸塩の臨床試験では、以下の結果が報告されています。
アレルギー性鼻炎の患者さんを対象とした臨床試験
服用開始3日間(服用開始から1~3日後の平均)の鼻症状※は、プラセボと比較してルパタジンフマル酸塩を服用した群で改善していました。
アレルギー性鼻炎の患者さんを対象としたアレルゲン曝露試験
ルパタジンフマル酸塩またはプラセボを8日間服用し、8日目に花粉を60分間曝露しました。その結果、花粉曝露の15分後から、プラセボと比較してルパタジンフマル酸塩を服用した群で鼻症状※が改善していました。
※くしゃみ、鼻汁、鼻閉、鼻内そう痒感
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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