フェキソフェナジン塩酸塩(アレグラⓇ️)の副作用に眠気はありますか?
主な副作用のひとつに眠気があり、0.1~5%の頻度で報告されています。
抗ヒスタミン薬に分類されるフェキソフェナジン塩酸塩の主な副作用のひとつに眠気があり、0.1~5%の頻度で報告されています。
一方、フェキソフェナジン塩酸塩は第二世代抗ヒスタミン薬に分類されるお薬であり、脳などの中枢に移行する割合が比較的低く、眠気などの副作用は起こりにくいとされています。
なお、フェキソフェナジン塩酸塩(アレグラⓇ)では、以下のような副作用が報告されています。
使用中は、これらの副作用に十分注意する必要があります。気になる症状があれば、すぐに医師・薬剤師へご連絡してください。
重大な副作用(カッコ内は頻度)
ショック、アナフィラキシー(不明)
主な症状には、
- 呼吸が苦しい
- 血圧が下がる
- 意識消失
- 血管のむくみ
- 胸痛
- 顔などが赤くなる
などがあります。
肝機能障害、黄疸(不明)
主な症状には、
- 倦怠感
- 食欲不振
- 皮膚や白目が黄色くなる
などがあります。
無顆粒球症(不明)、白血球減少(0.2%)、好中球減少(0.1%未満)
主な症状には以下が挙げられます。
などがあります。
そのほか報告されている副作用(頻度:0.1~5%未満)
公開日:
最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
サノフィ.“アレグラ錠Ⓡ30mg/アレグラ錠Ⓡ60mg 添付文書”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/7800694490023F10241_25,(参照 2024-06-04).
一般社団法人 くすりの適正使用協議会.“アレグラ錠Ⓡ30mg くすりのしおり”.くすりのしおり.https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=10719,(参照 2024-06-04).
橋口一弘ら. アレルギー性鼻炎治療における抗ヒスタミン薬の最近の話題. 日本耳鼻咽喉科学会会報. 2020, 123, 24-29.
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