エピナスチン塩酸塩（アレジオンⓇ️）とフェキソフェナジン塩酸塩（アレグラⓇ️）の違いはなんですか？
含まれている有効成分が異なります。
有効成分に違いがあり、エピナスチン塩酸塩（アレジオンⓇ）はエピナスチン塩酸塩、フェキソフェナジン塩酸塩（アレグラⓇ）はフェキソフェナジン塩酸塩がそれぞれ有効成分となります。
使用回数については、エピナスチン塩酸塩は通常1日1回の服用ですが、フェキソフェナジン塩酸塩は通常1日2回の服用です。製剤の種類は、エピナスチン塩酸塩は経口薬のほかに点眼薬や眼瞼クリームがありますが、フェキソフェナジン塩酸塩は経口薬のみとなっています。これら以外にも、飲み合わせで注意が必要な薬などが異なりますので、詳しくは医師や薬剤師にご相談ください。
なお、どちらのお薬も、第二世代抗ヒスタミン薬と呼ばれるグループに属し、経口薬として使用される病気もアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒（かゆみ）と共通しています。また、いずれも脳に移行する割合が比較的低く、眠気などの副作用は起こりにくいとされています。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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