タダラフィル（シアリスⓇ）には、どのような副作用がありますか？

主な副作用

タダラフィル（シアリスⓇ）は、勃起機能を改善させる機能の他に血管の平滑筋を緩める効果もあるため、以下のような副作用は比較的多いです。

• 頭痛
• 顔が赤らむ（潮紅）、顔がほてる
• 鼻詰まり（鼻閉）
• 胃腸の働きが弱まる（消化不良）
• 筋肉痛
• 腰痛

いずれの副作用も、1回の用量や、連続で使用する日数などによって頻度は異なりますが、頭痛は10%程度、顔の紅潮や消化不良、腰痛などは10%弱程度で起こることがあり、同時に複数の副作用が出ることもあります。
副作用自体は軽度のものが多く、服用をやめると改善することがほとんどですが、気になる場合は我慢せずに処方された医療機関を受診しましょう。

その他の重大な副作用

また、まれではありますがその他の重大な副作用として、以下のものも報告されています。

• 過敏症
• 目のかすみ（霧視）、色覚の変化などの視覚の異常
• 持続勃起症

他の薬と同様に、服用してから、発疹や蕁麻疹、顔のむくみ、唇や口内・結膜のただれなどの症状がみられる場合は、過敏症やアレルギー症状の可能性がありますので、担当の医療機関に相談の上、すぐに受診しましょう。
視覚の異常などが出る場合は、高所作業、自動車の運転、危険を伴う機械の操作などは控えるように注意して、持続する場合は処方された医療機関に受診しましょう。
勃起機能改善効果が持続してしまい、4時間以上勃起が持続する場合または陰茎に痛みが生じる場合は、持続勃起症の可能性があります。緊急処置が必要になることがあるので、泌尿器科を受診しましょう。

これら以外でも何か気になることがある場合には、担当の医師または薬剤師に相談してください。