ラスクフロキサシン塩酸塩(ラスビックⓇ)の特徴はなんですか?
他の同系統のお薬よりも、副作用が少ないという特徴があります。
ラスクフロキサシン塩酸塩は、従来のお薬と同程度の効果を持ちながら、副作用が少ないという特徴があります。
ラスクフロキサシン塩酸塩は、副鼻腔や肺などの感染の原因となる組織に、少ない用量でも十分に到達できます。そのため、同じような作用を持つ従来のニューキノロン系のお薬と比べて、少ない用量でも十分な効果を示します。
また、この種類のお薬は、全身の血液中の濃度が上がると副作用リスクが増すことが知られています。
結果として、ラスクフロキサシン塩酸塩は服用する量が少なく、全身の血液中の濃度が上がりにくいため、同じ種類の薬の中では副作用が出にくくなると考えられます。
さらに、耐性化(菌に対して薬が効かなくなること)のリスクも低くなっています。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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