チオトロピウム臭化物水和物(スピリーバⓇレスピマットⓇ)とは、どのような薬ですか?
慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息にもとづく息切れや咳などの症状を和らげるお薬です。
チオトロピウム臭化物水和物(スピリーバⓇレスピマットⓇ)は、気管支をひろげる作用のある吸入薬で、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息にもとづく息切れや咳・痰などの症状を和らげるために用いられます。また、増悪や発作と呼ばれる一時的な症状の悪化を予防したり、長期的に肺の機能が低下するのを遅らせる効果があります。喘息で用いる場合は、吸入ステロイド剤との併用が必要です。
チオトロピウム臭化物水和物は、気管支の平滑筋に存在するムスカリン受容体に結合して、平滑筋を収縮させる作用を抑えることで気管支が狭くなることを防ぎます。また、気管支の粘膜にも作用し、痰を減らす効果が期待されています。
1日1回お薬を吸入する(1回あたり2吸入)ことで24時間作用が持続するお薬です。
症状がある時に使うのではなく毎日定期的に使い続けるお薬ですので、医師の指示に従って適切に使用することが重要です。
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
(参考文献)
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社.“スピリーバ1.25μgレスピマット60吸入”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/6501682259709G20231_20,(参照 1899-12-30).
一般社団法人 くすりの適正使用協議会.“スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入”.くすりのしおり.https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=91,(参照 1899-12-30).
Etsuko Tagaya et al. Effect of tiotropium on mucus hypersecretion and airway clearance in patients with COPD. Pulm Pharmacol Ther. 2016, 39, 81-84.
日本呼吸器学会COPDガイドライン第6版作成委員会. COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022〔第6版〕. メディカルレビュー社. 20222
日本アレルギー学会.“ガイドライン・その他刊行物”.日本アレルギー学会.https://www.jsaweb.jp/modules/journal/index.php?content_id=4,(参照 1899-12-30).
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