
既往歴とは?問診票には何を書く?
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この記事の答え
既往歴(きおうれき)とは、これまでにかかった病気や、受けた手術などの記録のことです。「病歴」や「既往症(きおうしょう)」と呼ばれることもあります。医師が既往歴を尋ねるのは、今の病気を診断したり、治療の方法を選んだりするときの手がかりになるためです(国立国語研究所「『病院の言葉』を分かりやすくする提案」)。
どこで聞かれる?何を書けばいい?
既往歴は、初めて受診するときの問診票や、診察での医師との会話で尋ねられます。
書くのは、大きな病気だけではありません。
- これまでにかかった病気の名前と、かかった時期(だいたいの年)
- 受けた手術
- 事故などによるけが
- 薬の副作用やアレルギー
- 出産の経験
問診票によっては、アレルギーや出産の経験を、既往歴とは別の欄で尋ねることもあります。欄の見出しに合わせて書き分けましょう。
参考までに、医学生がカルテ(医師が書く診療の記録)の書き方を学ぶ例では、既往歴の欄に書くこととして、病気の名前と時期のほかに、輸血、飲酒や喫煙、ふだん飲んでいる薬も挙げられています(文部科学省「医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)」)。
「既往歴」について、押さえておきたいポイント
既往歴は、大きな病気に限りません。
自分では軽かったと思っている病気も含まれます。
今の症状や家族の病気は、既往歴とは別に尋ねられます。
今回受診した症状の経過は「現病歴」、家族がかかった病気は「家族歴」です。
参考にした資料
記事の数字と条件は、次の公的な資料で確かめています。
- 国立国語研究所「『病院の言葉』を分かりやすくする提案」(2026年10月確認)
https://www2.ninjal.ac.jp/byoin/teian/ruikeibetu/teiango/teiango-ruikei-b/kioreki.html - 文部科学省「医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)」(2026年10月確認)
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/iryou/mext_00005.html
記事の内容は、最終更新日の時点の制度にもとづいています。制度の改定により、最新の内容と異なる場合があります。本ページは公的制度の一般的な情報です。金額・要件は加入している健康保険・自治体・所得によって異なります。必ず各窓口にご確認ください。本ページは診断・治療の代替ではありません。
この記事の作り方について
医師の監修を付けない理由と、公的な資料で正確さを守る3段階の確認について公開しています。
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