
特養(特別養護老人ホーム)とは?入れる人と申し込み方
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この記事の答え
特別養護老人ホーム(特養)とは、常に介護が必要な人が入所して、生活の支援を受ける介護保険の施設です。介護保険では、正式に「介護老人福祉施設」といいます。
特養に入れるのはどんな人?
新しく入所できるのは、原則として要介護3以上の人です。
要介護1・2の人でも、自宅で暮らし続けるのが難しい「やむを得ない事情」があれば、特例として入所が認められることがあります。考慮される事情には、たとえば次のようなものがあります(厚生労働省「指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針について」)。
- 認知症で、日常生活に支障が出る症状や、意思疎通の難しさがよく見られる
- 家族などからの深刻な虐待が疑われる
- 一人暮らしや家族の高齢・病気で家族の支えが期待できず、地域の介護サービスなども足りない
このほか、自治体が必要と認める事情が考慮されることもあります。
どうやって申し込む?
入りたい施設に申し込むのが基本ですが、自治体によって申し込み方が違うことがあります。申し込み方は、市区町村の窓口やケアマネジャーに確かめられます。
要介護1・2の人は、申し込み書で、特例入所の事情に当てはまるかを自分で示します。当てはまると申し出れば、施設は申し込みを受け付けることになっています。ただし、申し込みが受け付けられることと、入所が決まることは別です。
申し込むときには、その施設の入所の決め方(指針)の説明を受けられます。
「特別養護老人ホーム」について、押さえておきたいポイント
特養は、申し込み順ではなく、入所の必要性が高い人を優先するよう定められています。
空きより申し込みが多いときに、介護の必要の程度や家族の状況などから判断します(e-Gov法令検索「指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準」)。入所は、各施設に置かれた委員会で、施設の指針にもとづいて話し合って決めます。
特養は暮らす施設、老健(介護老人保健施設)は自宅に戻ることを目指す施設で、目的が違います。
特養は、常に介護が必要な人が生活の支援を受けながら暮らす施設です。老健は、自宅に戻ることを目指す人が、リハビリや医療・介護を受ける施設です。
参考にした資料
記事の数字と条件は、次の公的な資料で確かめています。
- 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」(2026年10月確認)
https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/ - 厚生労働省「指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針について (令和5年4月7日一部改正)」(2026年10月確認)
https://www.mhlw.go.jp/content/001085558.pdf - e-Gov法令検索「指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準」(2026年10月確認)
https://laws.e-gov.go.jp/law/411M50000100039
記事の内容は、最終更新日の時点の制度にもとづいています。制度の改定により、最新の内容と異なる場合があります。本ページは公的制度の一般的な情報です。金額・要件は加入している健康保険・自治体・所得によって異なります。必ず各窓口にご確認ください。本ページは診断・治療の代替ではありません。
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