エビデンスレベルとは?研究の種類で変わる「確かさ」

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この記事の答え

エビデンスレベルとは、研究の結果がどのくらい信頼できるかを、研究の種類(やり方)によって段階に分けて示したものです。

研究の種類で、確かさはどう変わる?

一般に、患者さんを観察して分析する「観察研究」より、治療などを試験として行って評価する「介入研究(臨床試験)」のほうが、適切に行われれば信頼性の高い情報が得られます。介入研究の中でも、治療を受ける人をくじ引きのような方法で分ける「ランダム化比較試験」は、特に信頼性が高い方法です(厚生労働省「統合医療」情報発信サイト(eJIM)「情報の見極め方」)。

広告で「研究で効果」とあったら、どこを見る?

次の点を確かめる見方があります。

  • 体験談ではなく、研究にもとづいているか
  • 人を対象にした研究か(動物の実験ではないか)
  • ほかの方法や何もしない場合と比べているか
  • 研究した人が、その商品や治療で利益を得る立場か
  • よくない点(デメリット)も書かれているか

病院や診療所の広告(ウェブサイトを含む)では、治療の効果を患者さんの体験談で紹介することは認められていません(厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」)。

「エビデンスレベル」について、押さえておきたいポイント

研究の確かさは、研究の種類だけでは決まりません。

診療ガイドラインを作るときは、同じ問いについての研究をまとめ、偏りや結果のばらつきなども見て、全体としての確かさを評価することが勧められています(日本医療機能評価機構 Minds「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2020 ver.3.0」)。

> あわせて読む:医師の言う「エビデンス」とは?

参考にした資料

記事の数字と条件は、次の公的な資料で確かめています。

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