手のひらや甲、指に急にできたほくろは危険ですか?
日本人は、手足に発生しやすいと言われており、ほくろが急に増えたり形や色が変わるなどの症状がある場合は、早めに皮膚科医の診療を受けましょう。
日本人の場合、メラノーマが最も多く発生するのは足の裏で、全体の1/4以上がここに集中しています。
次に多いのは顔や手足の爪などで、その他にもさまざまな部位に発生します。
メラノーマが発生する原因については、白人に多くみられることから、紫外線が関係していると考えられています。しかし、日光に当たらない部位についてはまだよくわかっていません。
ただし、足の裏や爪など、常に刺激を受けている場所にできやすいことから、外からの刺激も関係していると考えられます。
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最終更新日:
東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教
石橋 直弥 監修
(参考文献)
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「メラノーマ」とはどのような病気ですか?
皮膚がんの一種で、皮膚の色素に関係するメラノサイトという細胞ががん化して起こる病気です。
メラノーマの原因は何がありますか?
原因は不明とされていますが、外部刺激や紫外線が原因となる場合があるとされています。
メラノーマではどのような症状がありますか?
ホクロに似たシミのようなものができ、進行すると色、形、大きさが変化したり、皮膚がえぐれることがあります。
メラノーマには初期症状はありますか?
ホクロに似たシミのようなものができます。
メラノーマの場合、主にどのような治療をしますか?
基本的には外科的切除を行います。転移などがある場合は、薬剤治療を行うことがあります。
メラノーマが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
皮膚科を受診してください。
メラノーマのセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
メラノーマは主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を使うことがあります。消化器系をはじめ、さまざまな副作用があります。
メラノーマで薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
別の薬剤を使った治療を行います。放射線治療を行うこともあります。
メラノーマの場合、日常生活で気を付けることはありますか?
ほくろと見分けがつきにくいので、ほくろの様子に変化がないか、定期的にチェックするようにしましょう。
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