肛門のしこりの原因としてどのような病気が考えられますか?
細菌・真菌の感染による肛門周囲膿瘍、痔瘻、慢性膿皮症などの他、肛門や直腸のポリープやがん、痔核などのできものが考えられます。
肛門への細菌や真菌の感染がきっかけとなって腫れが生じ、しこりとなることがあります。また、できもののようなものがしこりとして触れることもあります。
感染がきっかけになるもの
肛門周囲膿瘍
肛門近くに膿がたまった状態です。痛みや腫れ、熱を伴います。
痔瘻(あな痔)
肛門周囲膿瘍などによる炎症の末に膿が出る穴のようなものができた状態です。
慢性膿皮症
お尻の皮膚で細菌感染を繰り返した状態です。しこりの他に膿瘍や痔瘻を伴うことが多いです。
尖圭コンジローマ
性感染症の一つです。ヒトパピローマウイルスへの感染によって起こります。肛門の周りにカリフラワーのようなイボができるの特徴です。
体の組織のできものをしこりとしてふれるもの
肛門や直腸のポリープや癌
腸や肛門の粘膜に形成するできものです。がんの場合、ゆっくりと大きくなるのが特徴です。また、出たり収まったりする(排便時やいきんだ時だけ外に出る)こともあります。
痔核(いぼ痔)
肛門の静脈にできるコブで、肛門の外に出たり中に収まったりする事があります。便通により粘膜に傷がつくと出血することがあります。裂肛(切れ痔)を伴いやすく、排便時に痛みを感じることもあります。
直腸脱
腸の粘膜がお尻から出た状態です。出たり収まったりすることが多いです。
河北総合病院 消化器科
水野 文裕 監修
(参考文献)
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