肛門にしこり・イボ痔がある
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/10/06
「肛門にしこり・イボ痔がある」がどの病気に関連するかAIでチェックする
肛門にしこり・イボ痔があるという症状について「ユビー」でわかること
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「肛門にしこり・イボ痔がある」はどんな症状ですか?
肛門にしこり・イボ痔があるとは
「肛門にしこり・イボ痔がある」に関連する主の病気には、肝硬変、いぼ痔(痔核)、直腸ポリープなどがあります。
「肛門にしこり・イボ痔がある」に関連する症状はありますか?
「肛門にしこり・イボ痔がある」のQ&A
- A.
原因となる病気によって適切な治療法も異なりますので、病院できちんと検査を受けましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肛門のしこりには様々な原因があり、病気によっては膿を出すなどの処置をしないと悪化していくこともあります。正しい診断や適切な処置のためには、専門の医師が視診や触診、場合によっては肛門鏡や直腸の内視鏡を行うことが必要になります。お尻の症状は診察を受けることに抵抗感が強い方も多いかと思いますが、症状にお困りであれば早めの受診をおすすめします。
- A.
下着や衣類、長時間の座位によるお尻の蒸れや、下痢や便秘などの日常的な便通の異常が原因になることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肛門のできものは、細菌や真菌による感染や、排便時などの強い刺激が原因で生じることがあります。下着や衣類、長時間の座りっぱなしなどによってお尻が蒸れることは、慢性膿皮症などのお尻の感染症の原因となりえます。また、便秘で普段から便が固かったり、下痢で何度も排便があったりすると、肛門が刺激され、痔核(いぼ痔)ができる原因や出血や痛みを伴う原因となることがあります。
- A.
肛門の内側や外側に腫れやしこりができます。徐々に腫れるものと急に腫れるものがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肛門のしこりとは、肛門の内部や外部にできる腫れやしこりの総称です。場所によってはしこりが肛門から出たり収まったりする(排便時やいきんだ時だけ外に出る)こともあります。また、徐々に腫れることもあれば急激に腫れることもあります。炎症や感染がある場合には、痛みや熱を伴うことがあり、出血が起こることもあります。
- A.
がんによって肛門にしこりができる可能性はあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肛門や直腸、皮膚などからがんなどの悪性疾患が生じ、それがしこりの原因となることもあります。
肛門のがんは、違和感や出血、痛みや膨張などの症状がある場合もあれば、痛みを伴わない場合もあります。しこりが良性か悪性か自分で判断を下すのは難しいので、病院を受診して正確な診断を受けることをおすすめします。 - A.
急に肛門にしこりができた場合、外痔核や内痔核の脱出が考えられます。また肛門周囲膿瘍を伴う痔瘻の可能性もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る痔とは肛門の病気の総称です。痔は「痔核(いぼ痔)」「裂肛(切れ痔)」「痔瘻(あな痔)」の3種類に分けられます。
痔核
肛門の静脈がコブを作った状態で、しこりの原因となります。肛門の内側にできるもの(内痔核)と外側にできるもの(外痔核)の2種類に分かれます。内痔核は外に脱出したり収まったりすることもあれば、外に出たままになってしまういわゆる「かんとん痔核」となることもあります。
裂肛
粘膜が裂けた状態です。痛みや出血の原因となりますが、しこりとなることは稀です。痔核に裂肛が生じることもあります。
痔瘻
細菌感染などをきっかけに肛門の中から外にトンネルができた状態です。痔瘻がある時は肛門周囲膿瘍を合併することが多く、この膿瘍がしこりのようになることがあります。
- A.
肛門周囲膿瘍や慢性膿皮症など、肛門の周りやお尻で感染症が起こっている可能性が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る特に座った時に肛門のしこりが痛む場合、肛門周囲膿瘍や慢性膿皮症の可能性があります。座っている時には、お尻や肛門の周りに圧がかかります。肛門周囲膿瘍や慢性膿皮症の場合、この圧が刺激となって痛みが強くなることが考えられます。
- A.
細菌・真菌の感染による肛門周囲膿瘍、痔瘻、慢性膿皮症などの他、肛門や直腸のポリープやがん、痔核などのできものが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肛門への細菌や真菌の感染がきっかけとなって腫れが生じ、しこりとなることがあります。また、できもののようなものがしこりとして触れることもあります。
感染がきっかけになるもの
肛門周囲膿瘍
肛門近くに膿がたまった状態です。痛みや腫れ、熱を伴います。
痔瘻(あな痔)
肛門周囲膿瘍などによる炎症の末に膿が出る穴のようなものができた状態です。
慢性膿皮症
お尻の皮膚で細菌感染を繰り返した状態です。しこりの他に膿瘍や痔瘻を伴うことが多いです。
尖圭コンジローマ
性感染症の一つです。ヒトパピローマウイルスへの感染によって起こります。肛門の周りにカリフラワーのようなイボができるの特徴です。
体の組織のできものをしこりとしてふれるもの
肛門や直腸のポリープや癌
腸や肛門の粘膜に形成するできものです。がんの場合、ゆっくりと大きくなるのが特徴です。また、出たり収まったりする(排便時やいきんだ時だけ外に出る)こともあります。
痔核(いぼ痔)
肛門の静脈にできるコブで、肛門の外に出たり中に収まったりする事があります。便通により粘膜に傷がつくと出血することがあります。裂肛(切れ痔)を伴いやすく、排便時に痛みを感じることもあります。
直腸脱
腸の粘膜がお尻から出た状態です。出たり収まったりすることが多いです。
- A.
応急的な処置として市販の傷口用の軟膏や薬が効果的な場合がありますが、早めに病院を受診するようにしましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るいぼ痔、切れ痔に対しては、肛門の市販軟膏が有効な場合があります。ただし、肛門の病気にはできものや感染症を含め様々なものがあります。原因によっては市販薬では改善せず、早めに適切な処置を要することがあります。まずは一度病院を受診し、正確な診断を受けるようにしましょう。
- A.
お尻の清潔を保ちましょう。便秘や下痢の防止のために食物繊維を多く含む大豆や野菜類、常温の水を摂取し、バランスのよい生活習慣を心がけるのも大切です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る便秘があると、肛門が便通の際に肛門に強い圧や刺激を受けやすくなるとともに、細菌感染が起こりやすくなります。そのため、便秘は様々な病気のきっかけとなります。
便秘とそれによる肛門の病気(特に感染症)を避けるためには、適度な運動やバランスのよい食事、水分摂取などを心がけ、良い便通を維持することが大切です。また、あわせてお尻の清潔を保つことも重要になります。 - A.
皮膚科を受診しましょう。痛み、出血、脱出などがある場合は肛門科や消化器外科も選択肢に入ります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肛門のしこりは、皮膚科、肛門科、消化器科の専門になります。
皮膚科を受診すべき場合
肛門の周りやお尻のしこりが主な症状の時には、皮膚科の受診がすすめられます。
肛門科や消化器外科を受診すべき場合
しこりが肛門の中に納まっていることが多い、あるいは肛門から出たり収まったりするような場合は、肛門科や消化器科の受診がすすめられます。
- A.
いつからしこりがあるのか、肛門の内側か外側なのか、痛みはあるのか、しこりは大きくなっているのかなどをなるべく具体的に医師に伝えましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るしこりに関して、以下のようなことを順序立てて伝えられるとよいでしょう。
しこりの場所について
- お尻の中なのか、外なのか
- 出たり収まったりする(排便時やいきんだ時だけ外に出る)のか
しこり以外の症状について
- 痛み、かゆみ、出血、排膿(白っぽい膿が出る)があるか
- 排便しにくいなど、日常生活で特に困ることがあるか(あれば具体的に伝えましょう)
症状の経過について
以下のポイントについてなるべく具体的に伝えましょう。
- いつ頃からの症状か
- しこりは徐々に大きくなっているか
- しこりに伴う症状はいつ頃から気になっているか
- A.
痛みが強く激しい、日常生活に支障が生じている、しこりが徐々に大きくなっているといった場合は受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような場合、細菌感染の可能性があります。適切な処置をしないと症状がさらに悪化する可能性がありますので、受診するようにしましょう。
肛門のしこりがある場合の受診の目安
- 痛みが強い
- 熱っぽさを伴う腫れがある
- しこりから白っぽい膿が出る
また、しこりが徐々に大きくなる場合、痛みを伴わないものであっても、肛門のがんなど悪性のできものの可能性があるため、一度受診することをおすすめします。
肛門にしこり・イボ痔があるという症状はどんな病気に関連しますか?
肛門にしこり・イボ痔があるという症状に関連する他の症状をチェック
肛門にしこり・イボ痔があるという症状について、医師からのよくある質問
- イボ痔はありますか?
- 肛門の痛みがありますか?
- 肛門のかゆみはありますか?
- 肛門からの出血はありますか?
- 肛門およびその周りから膿が出ていますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 小児科
- 救急科