ラロトレクチニブ硫酸塩(ヴァイトラックビⓇ)の副作用の出現時期は、いつですか?
副作用の出現時期は病状等でさまざまです。このお薬での肝機能障害が現れるまでの中央値は、約2ヶ月でした。
お薬による副作用の発現時期は、患者さんの背景や病状、副作用の種類などにより異なります。ラロトレクチニブ硫酸塩(ヴァイトラックビⓇ)についても同様ですが、主な副作用が初めて現れる時期は、臨床試験のデータから、次のように報告されています。
肝機能障害
- 中央値(半数の人が副作用を発現するまでの期間)で56日~57日(約2ヶ月)で初めて現れることが多いです。
- 早い場合は治療開始後4日、遅い場合は666日(約1年10ヶ月)後に現れた例も報告されています。
中枢神経系障害(めまい、頭痛、感覚異常、傾眠など)
- 比較的早く現れる傾向があり、中央値で13日~16.5日(約2週間)で初めて現れることが多いです。
- しかし、治療開始後1日で現れた例もあれば、1121日(約3年)後に現れた例もあります。
これらの情報は中央値や範囲であり、個人差があることに注意が必要です。お薬の使用中に異常を感じた場合は、医師や薬剤師にご相談ください。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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