鶏眼はうつる?鶏眼
監修医師髙岡 真梨子平塚市民病院 皮膚科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2022/08/10
魚の目とは
いわゆる’魚の目’です。慢性的に圧迫されることで、皮膚の一部が硬く、中心が芯のようになった状態です。
「魚の目」とはどのような病気ですか?
部分的に厚くなった角質が、芯のように皮膚の深い部分へ入り込んでいる状態です。
「魚の目」とは、慢性的に圧迫を受けることによって、部分的に皮膚の角質が厚くなった状態です。医学的には、鶏眼(けいがん)と呼びます。
摩擦や物理的な圧迫を受ける足の裏に起こりやすく、足の変形などで靴が合わなくなることで生じる場合が多いです。厚くなった角質の中心が、芯のように皮膚の深い部分へ侵入しているため、魚の目のような見た目となります。また、触ると痛みを伴う場合が多いです。
魚の目の症状
魚の目には初期症状はありますか?
主に足の裏の皮膚の角質が部分的に厚くなります。痛みを伴う場合もあります。
「魚の目」とは、慢性的に圧迫を受けることによって、部分的に皮膚の角質が厚くなった状態です。足の裏や足の指にみられることが多いです。
厚くなった角質の中心が、芯のように皮膚の深い部分へ侵入しているため、数ミリ程度の魚の目のような見た目となります。初期症状としては、部分的に足の裏や足の指の皮膚の角質が厚くなり芯のようになった状態がみられます。歩いた時や触ったときの痛みで気づかれることもあります。
魚の目ではどのような症状がありますか?
主に足の裏の皮膚の角質が部分的に厚くなり、歩いたり触ったりした時に痛みを感じます。
「魚の目」とは、慢性的に圧迫を受けることによって、部分的に皮膚の角質が厚くなった状態です。足の裏や足のゆびの出っ張った部分にみられることが多いです。
厚くなった角質の中心が、芯のように皮膚の深い部分へ侵入しているため、数ミリ程度の、魚の目のような見た目となります。また、歩いたり体重がかかったり触ったりすると痛みを伴う場合が多いです。
魚の目の原因
魚の目の原因は何がありますか?
魚の目は、靴が合わないなどの場合に、慢性的に圧迫や摩擦などの刺激を受けることで生じます。
魚の目は、慢性的に圧迫や摩擦などの刺激を受けることで厚くなった足の裏や足のゆびの皮膚の角質が、皮膚の深いところへと芯のように入り込んだ状態です。皮膚の角質が厚くなる原因としては、以下のようなものがあります。
- 足が変形している
- 足に合わない靴を履いている
- ハイヒールや革靴などの底の硬い靴を履いている
- 一部分に重心のかかった歩き方や姿勢のくせがある
- 長時間の歩行や立ち仕事をしている、もしくは過去にしていた
魚の目の検査・診断
魚の目のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
次のような症状がある場合には、魚の目の可能性があります。
- 足の裏や足のゆびの出っ張ったところなどに、部分的に皮膚の角質が厚くなり、芯のようになった部分がある
- 歩いたり体重がかかったり触ったりすると、足の裏に痛みがある
また、次のような場合には、魚の目ができやすいです。
- 足が変形している
- 足に合わない靴を履いている
- ハイヒールや革靴などの底の硬い靴を履いている
- 一部分に重心のかかった歩き方や姿勢のくせがある
- 長時間の歩行や立ち仕事をしている、もしくは過去にしていた
魚の目とタコの違いを見分けるポイントは何ですか?
角質が厚くなった部分の範囲や、痛みの有無で見分けます。
魚の目もタコも、慢性的に圧迫や摩擦などの刺激を受けることで、皮膚の角質が厚くなった状態です。しかしながら、次のような違いがあります。
魚の目
部分的に皮膚の角質が厚くなった状態です。足の裏や足の指の出っ張った部分にみられることが多いです。厚くなった角質の中心が、芯のように皮膚の深い部分へ侵入しているため、数ミリ程度の、魚の目のような見た目となります。体重がかかったり、押したりした場合に痛みがあります。
タコ
部分的にではなく、比較的広い範囲で角質が厚くなった状態です。痛みを伴うことは少ないです。
魚の目の治療・対処法
鶏眼への対処法は?
合わない靴を避けるなど、原因となる刺激を避けることが重要です。パッドを使用して圧力を逃したり、硬くなった部分を削ることもあります。
魚の目の場合、主にどのような治療をしますか?
主に、厚くなった角質を物理的に削る方法や、角質を溶かす塗り薬を用いて治療します。
魚の目の治療は、以下のようなものがあります。
- 厚くなった角質を、カミソリのような器械で物理的に削る。
- 厚くなった角質を溶かす塗り薬(サリチル酸)を外用する。塗り薬には、軟膏タイプのものと、シールタイプのものがあります。
- 物理的な刺激を避けるために、フットパッドを使用する。
- 足の形にあった靴に替える。
- 歩き方や姿勢を改める。
受診の目安・何科を受診するべきか
魚の目が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
皮膚科や形成外科、整形外科を受診してください。
魚の目とは、慢性的に圧迫を受けることによって、部分的に皮膚の角質が厚くなった状態です。足の裏や足の指にみられることが多いです。
皮膚の角質が厚くなった状態であるため、角質を削る治療や、角質を溶かす塗り薬での治療が行われます。皮膚科を受診することをお勧めします。その他にも、形成外科や整形外科で対応する場合もあります。
魚の目が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
痛みを伴う場合は、受診することをお勧めします。
魚の目とは、慢性的に圧迫を受けることによって、部分的に皮膚の角質が厚くなった状態です。足の裏や足の指の出っ張った部分にみられることが多いです。
厚くなった角質の中心が、芯のように皮膚の深い部分へ侵入しているため、痛みを伴うことが多いです。魚の目による痛みは、魚の目の部分に体重がかかった時や魚の目を押した時に起こります。魚の目が痛みを伴う場合は、受診することをおすすめします。
鶏眼の専門医がいる近くの病院はありますか?
鶏眼の専門医がいる病院を見る魚の目の薬
魚の目は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
厚くなった角質を溶かす塗り薬(サリチル酸)を外用します。
魚の目を治療する薬としては、厚くなった角質を溶かす塗り薬(サリチル酸)が挙げられます。塗り薬には、軟膏タイプのものと、シールタイプのものがあります。
軟膏タイプのものは、1日2回外用します。シールタイプのものは、シールを魚の目と同じ大きさに切って貼りつけ、移動しないようにテープで固定します。2〜5日目ごとに取りかえます。
副作用としては、皮膚が厚くなった部分以外に薬が付いた場合に、その部分の皮膚が剥がれてしまうことがあります。また、薬でかぶれることがあります。長期間、大量に薬を使った場合には、胃腸の調子が悪くなる場合があります。
対処法・セルフケア
魚の目の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
足への慢性的な圧迫を避けることが大切です。
魚の目とは、慢性的に圧迫を受けることによって、部分的に皮膚の角質が厚くなった状態です。足の裏や足の指の出っ張った部分にみられることが多いです。厚くなった角質の中心が、芯のように皮膚の深い部分へ侵入しているため、痛みを伴うことが多いです。日常生活では、足への慢性的な圧迫をさけることが大切です。具体的には、次のような対策が挙げられます。
- 物理的な刺激を避けるために、フットパッドを使用する。
- 足の形に合った靴に替える。
- 歩き方や姿勢を改める。
魚の目で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬が効かない場合には、専用の医療器具で少しずつ削ります。
魚の目の治療において、塗り薬が効かない場合には、魚の目を物理的に削ります。削る際には、専用の医療器具で少しずつ削ります。また、薬だけでは治らない場合には、次のような点を見直すことも有効です。
- 魚の目に刺激を与えないよう、保護パッドを使う。
- 足の形にあった靴に替える。
- 歩き方や姿勢を改める。重心が偏らないように意識し、足全体をバランスよく使うようにしましょう。
魚の目に関連するその他の質問
魚の目の芯を無理やり引っこ抜いても大丈夫ですか?
傷や皮膚の感染症のもとになる可能性があるため、無理やり引っこ抜くことはお勧めしません。
魚の目は、厚くなった足の裏や足のゆびの皮膚の角質が、皮膚の深いところへと芯のように入り込んだ状態です。魚の目の芯を無理やり引っこ抜くと、魚の目の部分がえぐれて、皮膚の深いところから出血したり、傷ができて皮膚の感染症のもとになる可能性があるため、無理やり引っこ抜くことはお勧めしません。
魚の目で痛みがある場合には、皮膚科や形成外科を受診し、削る処置や塗り薬などでの適切な治療を受けることをお勧めします。
魚の目が他の人や自分の他の部位にうつることはありますか?
魚の目は他の部分にうつることはありません。
魚の目とは、慢性的に圧迫を受けることによって、部分的に皮膚の角質が厚くなった状態です。足の裏や足の指の出っ張った部分にみられることが多いです。このように、外からの圧迫が原因で魚の目が生じるため、魚の目が他の部分にうつることは、ありません。
これに対して、魚の目に見た目が似ている、ウイルス性のいぼ(医学的には、尋常性疣贅といいます)では、他の人や自分の他の部位にうつることがあります。ウイルス性のいぼでは、削ったときに点状の出血がみられることが特徴で、この点で魚の目との区別がつきます。
魚の目に関連する病気・症状
この記事の監修医師
髙岡 真梨子 先生
平塚市民病院 皮膚科
【経歴】 東京大学医学部医学科 卒業 平塚市民病院 臨床研修 東京大学医学部附属病院 国際医療福祉大学三田病院 東京大学医学部附属病院 国立病院機構相模原病院
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2022/08/10