唾が飲み込めない・食べ物が飲み込みにくい・喉が痛くて食べられない
監修医師原瀬 翔平亀田総合病院 脳神経内科
- 更新日
- 2026/10/28
- 公開日
- 2022/04/15
よだれが飲み込めない
よだれが飲み込めないとは、唾液を嚥下することが困難で口腔外に流れ出る状態です。扁桃周囲膿瘍や急性喉頭蓋炎では咽頭の強い腫れにより嚥下が阻害され、パーキンソン病や脳血管障害でも嚥下反射の低下によりよだれが増えます。唾液すら飲み込めない場合は気道閉塞のリスクがあるため、速やかな救急受診を検討してください。
よだれが飲み込めない
痛みで食べ物を飲みこみにくい
飲み込むときに痛いとは、嚥下時に咽頭や食道に痛みを感じる「嚥下痛」の状態です。急性咽頭炎や扁桃炎では咽頭粘膜の炎症により唾液を飲み込むだけでも痛みが走り、食道カンジダ症では免疫低下を背景に食道粘膜の真菌感染が痛みの原因となります。水も飲み込めないほどの強い痛みがある場合は、耳鼻咽喉科での診察を検討してください。
痛みで食べ物を飲みこみにくい
食べ物が飲み込みにくい
飲み込みにくいとは、食物や液体が口から食道、胃へ移動する過程で困難を感じる「嚥下障害」の状態です。食道がんでは腫瘍による食道の狭窄で固形物から順に飲み込みにくくなり、脳卒中後の嚥下障害では神経の障害により咽頭と喉頭の協調運動が乱れます。誤嚥性肺炎のリスクが高まるため、飲み込みの困難が続く場合は耳鼻咽喉科や消化器内科での嚥下評価を検討してください。
食べ物が飲み込みにくい
「よだれが飲み込めない」について、医師からのよくある質問
医師からよくある質問はありますか?
「よだれが飲み込めない」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 鼻水が出ていますか?
- せきが出ていますか?
- たんが出ていますか?
「よだれが飲み込めない」に関連する病気・症状
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この記事の監修医師
原瀬 翔平
亀田総合病院 脳神経内科・内科
University of Washington (理学部、分子細胞生物学) 卒業後、アップルジャパン株式会社勤務を経て、琉球大学医学部に入学。沖縄県立中部病院での初期臨床研修(2016, 2017年度最優秀研修医賞受賞)修了後、2018年4月に亀田総合病院に入職。同院脳神経内科ベスト指導医(2019, 2020)を受賞。2018年から亀田総合病院卒後研修センター長補佐も兼任しており、臨床だけでなく研修病院における医学教育にも力を入れている。2021年には国立循環器病研究センター脳血管内科で超急性期脳卒中診療を行う。 総合内科の視野を持ちながらの脳神経内科領域、特に脳卒中を専門とする。急性期だけでなく予防、慢性期脳卒中による症候性てんかん、高次脳機能評価、リハビリ、等にも精通。頭痛、しびれ、物忘れ等の主訴にも柔軟に対応できる。 日本語、英語(ネイティブ)、中国語(日常会話)での対応も可能。
- 更新日
- 2026/10/28
- 公開日
- 2022/04/15