胸にしこりがある
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/04/16
「胸にしこりがある」がどの病気に関連するかAIでチェックする
胸にしこりがあるという症状について「ユビー」でわかること
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「胸にしこりがある」のQ&A
- A.
乳房のしこりが、痛みを感じる神経などに触れていないため、痛みを感じないことが多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る乳房のしこりが痛まないのは珍しくありません。痛みは主に「炎症」や「神経への刺激」で起こりますが、多くのしこりは炎症を伴わず、周囲の神経を強く刺激しないため痛みはありません。たとえば線維腺腫などの良性腫瘍や、初期の乳がんはゆっくり増大し、周りの組織を押し広げるだけで炎症を起こしにくいため痛みが出にくいことがあります。
一方、乳腺炎などは炎症を伴うため、痛みや熱感を生じやすいといえます。そのため「痛くない=問題ない」ことはないため、しこりを自覚した、あるいは、しこりが硬い・動きにくい・大きくなるなどがあれば、早めに医療機関を受診することが重要です。 - A.
セルフチェックは検診と並んでとても大切です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るセルフチェックはできます。自分の乳房の状態に日頃から関心をもち、乳房を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」と言い、乳がんの早期発見・診断・治療につながる非常に重要な生活習慣です。
「ブレスト・アウェアネス」を身につけるためには、- ①自分の乳房の状態を知るため、日頃から自分の乳房を見て、触って、感じる(乳房のセルフチェック)
- ②気をつけなければいけない乳房の変化を知る(しこりや血性の乳頭分泌など)
- ③上記②の乳房の変化を自覚したら、なるべく早く医療機関を受診する
- ④40歳になったら定期的に乳がん検診を受ける
入浴やシャワー、着替えの時、自身の乳房の状態をセルフチェックしましょう。これらを心がけることで、自分の乳房に対する関心や意識が高まります。
気をつけるべき乳房の変化としては、しこり、血性乳頭分泌(乳頭から茶色や赤色の分泌物が出る)、乳頭乳輪部のびらん(ただれ)、皮膚のくぼみなどです。そして変化に気づいたら、すぐに医療機関を受診することが重要です。
また、乳房の変化を意識することで、乳がん検診を受ける動機付けになり、40歳以降では定期的な検診も重要です。特に、乳がん検診で精密検査の必要がないと判定された場合でも、しこりや血性の乳頭分泌など乳房の変化に気づいた場合には、放置せずに速やかに医療機関を受診することが重要です。 - A.
皮膚の中に異物感を感じるものがしこりであり、乳房部分に感じた場合を「胸にしこり」と表現します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胸にしこり=乳房や胸の皮膚の下に、周りと違う硬さ・形のかたまりを触れる状態です。乳房内にかたまりのように触れるものを「腫瘤(しこり)」といいます。自覚される乳房のしこりの多くは、がんとは関係のない良性の病変です。
しこりとして触れる状態は、乳がん以外にも、乳腺の良性腫瘍、乳腺症、皮下脂肪の塊、皮膚の腫瘤や腫瘍などがあります。基本的に乳がんと一部の良性腫瘍以外は治療の必要はありませんが、自覚したしこりが良性なのか悪性なのかは触っただけでは判別できません。
いずれの場合も医療機関での診察を行い、評価してもらうことで、より確実な診断につながるため、乳腺科の受診をおすすめします。 - A.
痛みとしこりの原因を見つけることでなぜ痛いのかが変わってきます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る突然の痛いしこりは炎症が多いですが、乳がんの可能性もあるため、早めの受診をおすすめします。炎症の場合でも、膿を出す処置や炎症を改善する投薬の可能性もあり、症状が改善しない場合には早めの受診が有用です。
<良性疾患>
- ①乳腺炎:乳汁の滞りや細菌感染によって起こる乳房の炎症で、赤く腫れたり、痛み、膿、しこりなどの症状がみられます。一方、授乳期以外に、乳房の広い範囲に乳腺炎が起こり痛みとしこり感が出ることもあります。
- ②乳腺症:30~40歳代の女性に多くみられる乳腺の良性変化の総称です。さまざまな状態が乳腺の一部に集まるとしこりや乳房の痛みを感じます。乳腺症は、主に卵巣からのエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが関わっており、閉経後に卵巣機能が低下すると、多くの場合これらの症状は軽快します。月経前にしこり部分は何もしないでも痛むか、押さえると痛むことが多く、この痛みも月経周期と関係します。月経周期と関係するしこりや痛みはあまり心配する必要はありませんが、月経周期に関係のないしこりに気づいたら、まずは近くの医療機関を受診してください。
<悪性疾患>
- ③乳がん:基本的には突然できることはありませんが、まれに急速増大する場合や皮膚の炎症を伴う場合には、何かに感染したような皮膚の赤みとしこり感を伴う場合もあります。ご自身で判断されず、医療機関の受診を検討してください。
- A.
平たいしこりの場合には良性のことが多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る平たいしこりを感じた場合には良性のことが多いです。乳房内にかたまりのように触れるものを「腫瘤(しこり)」と言います。自覚される乳房のしこりの多くは、乳がんとは関係のない良性の病変です。
しこりとして触れる病態は、乳がん以外にも、乳腺の良性腫瘍、乳腺症、皮下脂肪の塊、皮膚の腫瘤や腫瘍などがあります。
基本的に乳がんと一部の良性腫瘍以外は治療の必要はありませんが、自覚したしこりが良性なのか悪性なのかは触っただけでは判別できません。その中でもがんは縦方向に増大することが多いため、平たい場合にはより良性を考えます(実は肋骨に触れていることもあります)。
しかし、実際には専門施設での検査で確認することが、がんの早期発見につながるため、受診をおすすめします。 - A.
動いて丸い場合の多くは良性が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胸にあるしこりが動いて、丸い場合の多くは良性ですが、がんの可能性もゼロではないため受診が必要です。代表的なものは、線維腺腫、葉状腫瘍、嚢胞などが挙げられます。
- ①線維腺腫:典型的には滑らかで丸く、可動性のある痛みを伴わないしこりです。多くは妊娠可能年齢の女性でみられ、閉経とともに小さくなることがあります。
- ②葉状腫瘍:初期は線維腺腫同様、丸く、可動性のあるしこりです。しかし、しばしば短期間にサイズが大きくなったり、悪性の性質に変化することもあり、葉状腫瘍の診断がついた時点で外科的摘出を行うこともあります。
- ③嚢胞:嚢胞は体の中の水分が袋に包まれた状態でみられるもので、小さい場合には触れないこともありますが、皮膚の上から丸いしこりとして触れることもあります。
- ④乳がん:乳がんであっても初期の小さい場合には丸く、よく動くしこりとして感じられることもあります。
上記より、しこりを触っただけでは良性悪性の判断はつかないため、しこりを感じた際には、専門施設での検査がおすすめされます。
- A.
しこりの原因に合わせた治療や予防法はありますが、画一したものはありません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胸(乳房)のしこりの治療や予防は、原因によって変わります。自己判断せず、しこりに気づいたら早めに受診することが大切です。
<良性>
- 線維腺腫(良性の腫瘍)
- 診断がつけば様子を見ることもあります。ただし、短期間で急に大きくなる場合や、30mmを超えるなどのときは、手術で取る(摘出する)ことがあります(目安)。
- 葉状腫瘍(良性~悪性の性質をとりうる腫瘍)
- 組織検査(しこりの一部を採って調べる検査)で診断します。悪性化することもあるため、手術で摘出することがあります。
- 乳腺症(ホルモンの影響で乳腺が変化する状態)
- 月経前後にしこりっぽく感じることがありますが、時間とともに軽くなることが多いです。
- 授乳期の乳腺炎
- しこりのように感じることがあります。授乳の調整でよくなることもありますが、痛み・赤み・発熱・悪化があれば受診して治療します。
<悪性(乳がん)>
・乳がん
- 自然に治ることはないため、がんの大きさや性質に合わせて、手術や薬(薬物療法)などを組み合わせて治療します。
予防について
線維腺腫や葉状腫瘍などは、はっきりした予防法がないため、専門施設で経過観察になることがあります。普段から乳房の変化に気づけるようにし、気になるしこりがあれば早めに受診しましょう。
- 線維腺腫(良性の腫瘍)
- A.
しこりを感じたら乳腺科の受診をおすすめします。初めて感じた場合には、早めに一度診てもらうといいでしょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胸のしこりに気づいた時、一番専門性が高いのは乳腺科(乳腺外科、乳腺内科)、クリニックではブレストクリニックと書いてあることもあります。
乳房のしこりの多くは良性ですが、触っただけでは良性か悪性かわからないこともあります。ただし、特定の症状を認めたときには特に注意が必要です。- ①皮膚とくっついて動かないしこり
- ②石状に硬く、ごつごつとしたしこり
- ③皮膚のへこみ
- ④赤みを伴い、腫れぼったくなった皮膚
- ⑤乳頭からの血性、褐色の分泌物
- ⑥脇の組織がゴリゴリ触れる(リンパ節)
これらの症状の場合には、なるべく早めの受診がすすめられますが、それ以外の症状であっても、乳腺科、ブレストクリニックでの検査を受けることは、がんの早期発見のためにも有効です。
- A.
乳房内に触れるしこりの大部分は、乳がんとは関係のない良性の病変です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る乳房内に触れるしこりの大部分は、乳がんとは関係のない良性の病変ですが、がんの場合もあるため、受診をおすすめします。
主な良性のしこり
- ①線維腺腫:最も一般的な良性のしこりで、10歳代後半から40歳代の人に多く見られます。ころころと触るとよく動きます。マンモグラフィや超音波検査などの画像検査や針生検などで線維腺腫と診断された場合は、経過観察ができ、乳がんとも関係ありません。しこりが急速に大きくなる場合は、外科的に摘出することもあります。
- ②葉状腫瘍:初期のものは線維腺腫に似ていますが、急速に大きくなる可能性もあります。多くは良性ですが、なかには良性と悪性の中間のものや、悪性のものもあります。通常は外科的に摘出することが多く、手術による腫瘍の完全摘出です。
- ③それ以外:皮下脂肪の塊や嚢胞(水の袋)もしこりとして感じることもありますが、これらは治療の必要はありません。
悪性の場合
- ④乳がんや肉腫であった場合には、手術や薬物療法が必要になります。
- A.
基本的には女性と変わらず、良性のことがありますが、悪性の場合もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る男性で胸にしこりを感じた際、多くは良性ですが、乳がん等もあるため受診は推奨されます。乳房内にかたまりのように触れるものを「腫瘤(しこり)」といいます。自覚される乳房のしこりの多くは、乳がんとは関係のない良性の病変です。
しこりとして触れる病態は、- 乳がん
- 乳腺の良性腫瘍
- 乳腺症
- 脂肪の塊
- 皮膚の部分のしこり
- 女性化乳房:男性の場合には飲み薬や肝臓の病気の影響などで、男性体内のホルモンバランスの乱れで乳房が大きくなり、しこりのように感じることもあります。
基本的に乳がんと一部の良性腫瘍以外は治療の必要はありませんが、自覚したしこりが良性なのか悪性なのかは触っただけでは判別できません。男性乳がんは全乳がんの約1%に見られ、悪性疾患を除外するためにもしこりを感じた場合には、専門の医療機関での検査をおすすめします。
- A.
しこりを形成する細胞の増殖するスピードが異なります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る良性のしこりは増大時にも比較的ゆっくりで、可動性のある腫瘤のことが多いですが、悪性では短期間で増大し、硬く触れることが多いです。しかし、例外もあり、しこりを感じた際には医療機関の受診・検査が必要です。
特に悪性を疑うサインとしては、- ①皮膚または胸壁に固定した腫瘤
- ②石状に硬い、不整な腫瘤
- ③皮膚の陥凹
- ④赤みがあり、肥厚した皮膚
- ⑤乳頭からの血性や褐色の分泌
- ⑥脇のごりごりとしたしこり(癒合または固定した腋窩リンパ節)
これらは、がんの特徴を示したものではありますが、がんの見落としを防ぐためにも、しこりを感じた場合には、医療機関での検査が必要と考えられます。
胸にしこりがあるという症状について、医師からのよくある質問
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 乳房は押すと痛みが増しますか?
- 胸の痛みはありますか?
- 乳房とわきの間にしこりがあるか、腫れていると感じますか?
監修医師
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- 外科
