お風呂上がりの保湿は何を選ぶ?|赤ちゃんのスキンケアのタイミングと順番
医師の監修は本記事の医学的内容に限られます。記事内で紹介する製品の選定は監修者によるものではなく、監修者が製品の効果・効能を保証するものではありません。

赤ちゃんのお風呂上がりの保湿は、何を選ぶかで役割が変わります。タイミングと順番を押さえたうえで、選び方を整理します。
Q.お風呂上がりの保湿はいつ塗る?
入浴後、できるだけ早くです。
入浴後は速やかに保湿剤を塗り、水分が逃げるのを最小限にとどめることが望ましいとされています。
Q.洗う・拭く・塗るの順番は?
洗う、やさしく水気をとる、すぐ塗る、の順です。
水分で肌が潤っている状態で塗るほうが、閉じ込める水分が残っています。

Q.お風呂上がりに選ぶのは、どんな保湿剤?
水分を補うものか、水分を逃がさないようふたをするものか。この2つのどちらが必要かで決めます。お風呂上がりの仕上げに使うのは、後者です。
診療ガイドラインは、スキンケア外用薬を2つに分けています。どちらが優れているかではなく、目的が違います。

お風呂上がりは、肌に水分が残っている状態です。ここに保護を主とするものを塗れば、その水分を閉じ込める役割を果たせます。ワセリン1つでも成り立つのはこのためです。一方、カサつきが強く、めくれや粉ふきが出ているときは、水分を補うものを先に塗り、上からふたをする方法も選択肢になります。
ベビーワセリン[販売名:ワセリンB(化粧用油)]の成分表示は白色ワセリン1つで、無香料・無着色・パラベンフリーです。表示されている効能は、皮膚と口唇を保護すること、その乾燥を防ぐこと、皮膚の水分・油分を保つことです。
一般的な塗り薬の場合、量の目安は指先1関節分です。人差し指の先から第一関節まで、口径5mmのチューブから押し出した量が約0.5gで、大人の手のひら2枚分に塗れます。目立つところだけを点で置くより、面で広げてください。
保湿を続けても改善しないときや、塗ったあとに赤みが強くなるときは、医療機関へのご相談をご検討ください。後者は保湿剤そのものによる接触皮膚炎(かぶれ)の可能性があります。
よくある疑問
Q. 朝も塗ったほうがいいですか?
1日2回のほうが保湿効果は高いとされています。
まとめ
お風呂上がりに選ぶのは、水分を逃がさないようふたをするものです。肌に水分が残っているうちに塗れば、ワセリン1つでもその役割を果たせます。カサつきが強いときは、水分を補うものを先に塗る方法もあります。湯温(お湯の温度)は38〜40℃が目安で、塗るタイミングは入浴後できるだけ早く、です。改善しないときは医療機関へのご相談をご検討ください。
出典
・日本皮膚科学会・日本アレルギー学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024」日本皮膚科学会雑誌 134(11):2741-2843, 2024
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/ADGL2024.pdf
・健栄製薬「ベビーワセリン」製品ページ
https://www.kenei-pharm.com/baby-waserin/
・健栄製薬「ワセリンB(化粧用油)60g」パッケージ表示(2021年改訂)
本記事は 2026年11月2日 の情報に基づいて作成されています。最新の情報は各出典元でご確認ください

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。また、特定の医薬品の効果を保証するものでもありません。医薬品は、医師・薬剤師の指示や添付文書に従って使用してください。症状がつらい場合や長引く場合は、医療機関への相談をご検討ください。本記事は公開時点の情報に基づいて作成されています。