ユビーウェルネス

公開日:

最終更新日:

白色ワセリンの“精製度”とは?|医薬品と化粧品の選び方

PR健栄製薬株式会社

医師の監修は本記事の医学的内容に限られます。記事内で紹介する製品の選定は監修者によるものではなく、監修者が製品の効果・効能を保証するものではありません。


無香料、無着色、防腐剤なしの「健栄製薬のワセリンシリーズ」「ベビーワセリンリップ(無添加リップ)」「チューブタイプのベビーワセリン(化粧品・第3類医薬品含む)」

ワセリンには黄色ワセリンと白色ワセリンがあり、精製や脱色の工程によって色が変わります。精製度が高いほど良いのか、医薬品と化粧品はどう選び分けるのかを整理します。


Q.ワセリンにはどんな種類がある?

ワセリンには、黄色ワセリンと白色ワセリンがあります。

どちらも石油からとれる成分を精製した半固形の油で、色は、黄色ワセリンが黄色、白色ワセリンが白色〜微黄色です。

白色ワセリンは、黄色ワセリンと同じように精製したうえで、さらに脱色したものです。色の違いは、この脱色の工程の違いによるものです。


Q.精製度が高いほど良いということ?

精製度だけで良し悪しは決まりません。

ワセリンには石油由来の不純物がもともと含まれ、精製の度合いによってその量が変わります。

一方で、診療ガイドラインは、白色ワセリンと、それをさらに精製したものを、同じ「皮表の保護を主としたもの」(皮膚の表面を守るもの)という区分に並べています。どちらも、傷ついた皮膚のバリア機能を補ったり、その代わりを務めたりする役割です。

選ぶときに見るのは、次の3つです。

ワセリンなどを選ぶときに見るところをまとめた表です。目的は、水分を補いたいのか(ヘパリン類似物質の製剤など)、逃がさないようにふたをしたいのか(ワセリンなど)。区分は、症状に使う医薬品か、日々のケアに使う化粧品か。成分表示は、香料や着色料、防腐剤など、気になる成分が表示されていないか、です。

Q.医薬品と化粧品は、どう選び分ける?

症状があるかどうかで選びます。

ひび・あかぎれなどの症状に使うなら医薬品、日々の乾燥を防ぎ、皮膚を保護するケアなら化粧品です。湿疹など、医師に診てもらっている肌トラブルがあるときは、医師の指示に沿ってください。処方された保湿剤やワセリンを市販品に切り替えるかどうかは、処方した医師へのご相談をご検討ください。

「日本薬局方」と表示された医薬品の白色ワセリンは、国が定めた共通の規格に沿っています。製造販売元が違っても、この規格を満たしている点は同じです。化粧品は、配合してはいけない成分や配合量の上限などを国が定めた「化粧品基準」に沿ってつくられています。

健栄製薬のワセリンシリーズでは、化粧品のベビーワセリンが皮膚の乾燥を防ぐ日々のケア、第3類医薬品のワセリンピュアがひび・あかぎれと、役割が分けられています。


Q.「ワセリン」と「白色ワセリン」は同じもの?

「ワセリン」は素材全体の呼び名で、白色ワセリンと黄色ワセリンはその種類です。

化粧品でも、成分表示に「白色ワセリン」と書かれているものがあります。医薬品か化粧品かは、パッケージの区分の表示で確かめてください。


Q.純度(精製度)の違いは、どう使い分ける?

精製度の違いより、目的と肌に合うかで選びます。

乾燥を防いでふたをしたいなら、ワセリンが選択肢になります。

ベビーワセリン[販売名:ワセリンB(化粧用油)]は、生後0か月の赤ちゃんから大人まで、顔にもからだにも使える化粧品です。ただし製品側は、湿疹など異常のある部位には使わないよう案内しています。精製の段階で酸性の液で処理しない方法で、不純物を取り除いた白色ワセリンを使っています。成分表示は白色ワセリン1つで、無香料・無着色・パラベンフリーです。表示されている効能は、皮膚と口唇を保護すること、その乾燥を防ぐこと、皮膚の水分・油分を保つことです。

肌の状態によって合うものは変わるため、迷う場合は医療機関へのご相談をご検討ください。


よくある疑問

Q. 医薬品と化粧品はどちらがいい?

目的で決まります。ひび・あかぎれなどの症状があるなら医薬品、日々の乾燥を防ぐケアなら化粧品が向いています。

Q. 黄色いワセリンは品質が低い?

色だけで品質は決まりません。色の違いは、脱色の工程の違いによるものです。白色ワセリンは、黄色ワセリンと同じように精製したうえで、さらに脱色したものです。

Q. ベビーワセリンとベビーワセリンソフトの違いは?

成分表示(白色ワセリン1つ)と効能は同じです。ベビーワセリンソフト[販売名:ワセリンV(化粧用油)]は、体温などでやわらかくなり塗り広げやすい白色ワセリンを使ったタイプです。


まとめ

白色ワセリンは、黄色ワセリンと同じように精製したうえで、さらに脱色したものです。ただし精製度だけで良し悪しは決まりません。選ぶときは、目的・区分(医薬品か化粧品か)・成分表示の3つを見ます。症状があるなら医薬品、日々の乾燥を防ぐケアなら化粧品です。


出典

・厚生労働省「第十九改正日本薬局方 医薬品各条」黄色ワセリン(p.1889)・白色ワセリン(p.1890)

https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001689418.pdf

・厚生労働省「化粧品基準」(平成12年厚生省告示第331号)

https://www.mhlw.go.jp/content/000491511.pdf

・日本皮膚科学会・日本アレルギー学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024」日本皮膚科学会雑誌 134(11):2741-2843, 2024

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/ADGL2024.pdf

・健栄製薬「ベビーワセリン」製品ページ

https://www.kenei-pharm.com/baby-waserin/

・健栄製薬「ワセリンB(化粧用油)60g」パッケージ表示(2021年改訂)

https://www.kenei-pharm.com/general/cms/wp-content/uploads/2021/09/2270_%E3%83%99%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3_%E7%84%A1%E6%B7%BB%E5%8A%A0_60g_21_02.pdf

・健栄製薬「健栄製薬のワセリンシリーズ」

https://www.kenei-pharm.com/baby-waserin-m/

・健栄製薬「そもそもワセリンってなに? どんな種類があるの?」

https://www.kenei-pharm.com/baby-waserin-m/column/dry-skin/column1/

本記事は 2026年11月2日 の情報に基づいて作成されています。最新の情報は各出典元でご確認ください

無香料、無着色、防腐剤なしの「健栄製薬のワセリンシリーズ」「ベビーワセリンリップ(無添加リップ)」「チューブタイプのベビーワセリン(化粧品・第3類医薬品含む)」
PR健栄製薬株式会社

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を行うものではありません。また、特定の医薬品の効果を保証するものでもありません。医薬品は、医師・薬剤師の指示や添付文書に従って使用してください。症状がつらい場合や長引く場合は、医療機関への相談をご検討ください。本記事は公開時点の情報に基づいて作成されています。

あわせて読みたいQ&A