多形日光疹で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
光線テストで作用波長を検査すると良いかもしれません。
多形日光疹の治療として、まずは日光が直接皮膚に当たりすぎないように長袖・長ズボン・帽子などで遮光をしたり、サンスクリーン剤(日焼け止め)をこまめに塗ったりして対策をします。皮疹が出現した際は、ステロイドの塗り薬などを塗って治療を行うことが多いです。
塗り薬だけではなかなか効かない場合は、UVAやUVBなどの紫外線のうち自分が多形日光疹を引き起こす波長を具体的に知っておくために、医療機関で光線テストという検査を行うことで、より個々に適した対策が可能となります。
なお、多形日光疹は加齢と共に自然軽快することも多いとされており、それほど日常生活でお困りでない場合は、気長に病気と付き合っていくのも良いかもしれません。
多形日光疹について、特に知りたいことは何ですか?
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大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
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