「肥厚性硬膜炎」とはどのような病気ですか?
慢性炎症により脳や脊髄の硬膜に肥厚を認める疾患です。
肥厚性硬膜炎とは、硬膜という部位に炎症が起きて厚くなる疾患です。
「硬膜」とは、脳と脊髄を覆う3層の髄膜のうち一番外にある膜を指します。
部分的、またはびまん性(広範囲にわたってみられる状態)の硬膜の肥厚により、肥厚部位に応じて様々な症状を生じます。
本邦の有病率は人口10万人あたり0.949人の希少疾患です。
再発・寛解を繰り返す場合があり、その経過を年単位で長期的に観察する必要があります。
気になる症状がある場合には、早めに医療機関を受診し、医師へ相談するようにしましょう。
病院勤務 脳神経内科
鈴木 智 監修
(参考文献)
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