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根治療法
根治療法(こんちりょうほう)とは、病気を根本的に治すための治療方法のことです。
この言葉は、特にがんなどの重い病気に使われることが多いです。
根治療法の「根」という字には「根本」という意味があります。つまり、病気の原因を根本から取り除くことを目指している治療です。
例えばがんの場合、手術でがんの塊を全部取り除いたり、放射線治療や化学療法(抗がん剤治療)でがん細胞を殺して、がんが二度と戻らないようにすることが根治療法にあたります。
ただし、すべての病気で根治が可能なわけではなく、病気によっては完全に治すことが難しい場合もあります。
根治療法の反対語としては、対症療法(病気の根本的治療ではなく現れた症状への対応としての治療)があります。
対症療法は、病気の原因に対する治療ではなく、病気の結果生じる症状を和らげるような治療のことです。
例えば、発熱したり痛みがある時に解熱鎮痛剤を飲むことは、対症療法にあたります。
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