エンホルツマブ ベドチン(遺伝子組換え)(パドセブⓇ)の作用機序について教えてください。
がん細胞のNectin-4に結合して細胞内に入り、薬剤を放出して増殖を阻害します。
エンホルツマブ ベドチン(遺伝子組換え)(パドセブⓇ)は、「抗体薬物複合体(ADC)」と呼ばれるお薬です。以下の手順で、がん細胞を攻撃します。
- 結合: がん細胞の表面に多く存在する「Nectin-4(ネクチン-4)」というタンパク質に、パドセブの「抗体」部分が結合します。
- 取り込み: 結合したまま、がん細胞の中に取り込まれます。
- 放出: 細胞内で分解酵素によって「薬剤(MMAE)」が切り離されます。
- 攻撃: 放出された薬剤が、細胞分裂に必要な「微小管」の働きを邪魔します。 これにより、がん細胞の分裂を止め、細胞死(アポトーシス)に導きます。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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