トリフルリジン・チピラシル塩酸塩(ロンサーフⓇ)の副作用の出現時期は、いつですか?
副作用の発現時期は場合により異なりますが、骨髄抑制は投与開始後、数週間で最低値となるとされています。
お薬の副作用の発現時期は、患者さんの病状や副作用の種類によって異なります。
トリフルリジン・チピラシル塩酸塩(ロンサーフⓇ配合錠)の副作用の発現時期も場合によって異なりますが、骨髄抑制(白血球、好中球、血小板、ヘモグロビンなどの減少)は、薬を飲み始めてからしばらく経って現れることが多いとされています。
臨床試験のデータでは、これらの血液成分が最も少なくなる時期(最低値)は、およそ投与を開始してから2週目から4週目頃にみられることが報告されています。また、回復するまでにかかる期間は、多くのケースで1週間から10日程度でした。
副作用の出方には個人差があり、体の状態によっても変わるため、定期的な血液検査で注意深く経過を観察することが大切です。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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