メサドン塩酸塩(メサペインⓇ️)はどのようなお薬ですか?
がんの痛みに対する最も強い鎮痛薬のひとつで、モルヒネなどのオピオイドを使用しても痛みが治まらない場合に用います。
メサドン塩酸塩(メサペインⓇ️)は、がんの痛みに用いる鎮痛薬の中でも最も強い「強オピオイド」と呼ばれる種類に含まれるお薬です。
強オピオイドには、メサドン塩酸塩(メサペインⓇ️)のほかに以下があります。
- モルヒネ
- ヒドロモルフォン
- オキシコドン
- タペンタドール など
メサドンは、ほかの強オピオイド鎮痛剤を増量しても、緩和が得られないがんの痛みに用いられます。
1日3回飲むタイプの錠剤で、効果が出始める時間は約30分と比較的早いですが、血液中の濃度が安定するのに1週間程度、要するとされており、調節の難しさなどから、処方する医師が限定されています。
処方する医師には、がん疼痛の管理に十分詳しいことに加え、製造販売業者による講習を受講することが求められます。
亀田総合病院 腫瘍内科
瀬口 京介 監修
(参考文献)
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