ヒドロキシクロロキン硫酸塩(プラケニルⓇ︎)を使うと網膜症になりますか?
はい。ヒドロキシクロロキン硫酸塩(プラケニルⓇ︎)の使用で網膜症になることがあります。
ヒドロキシクロロキン硫酸塩(プラケニルⓇ︎)では、頻度は不明(まれ)ですが重大な副作用のひとつとして、網膜症を発症するリスクがあります。
高用量、長期使用(5〜7年)や高齢者、肝腎機能障害のある患者さんで発症リスクが高くなります。
網膜症が生じると視力低下や色覚異常を起こします。ただし、網膜症の初期は症状が乏しい場合もあり、内服中は定期的な眼科の診察が発症予防に重要です。
なお、網膜症がある場合には中止が必要です。
このほか、眼にあらわれる可能性のある障害として、頻度は不明(まれ)ですが黄斑症や黄斑変性も報告されています。
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最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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