ヒドロキシクロロキン硫酸塩(プラケニルⓇ︎)の作用機序はどのようなものですか?
細胞内の「リソソーム」のはたらきを抑えることで、炎症を穏やかにします。
ヒドロキシクロロキン硫酸塩(プラケニルⓇ︎)の作用機序としては、細胞内のリソソームに蓄積、内部のphを変化させ、全身性エリテマトーデスに有害な酵素活性を低下させることで効果を発揮すると考えられています。ただし、完全には解明されていません。
なお、免疫を抑える作用は強くないため、感染症のリスクも比較的低いです。このため、定期的な眼科受診をしていただければ、比較的安全に使用できる薬剤です。
このほかの副作用に関しては、別項の「ヒドロキシクロロキン硫酸塩(プラケニルⓇ︎)にはどのような副作用がありますか?」もご参照ください。
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最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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