シポニモド フマル酸(メーゼントⓇ)の作用機序を教えてください。
S1P受容体に作用し、炎症の原因となるリンパ球の移動を抑え、さらに神経を直接保護する働きがあります。
シポニモド フマル酸(メーゼントⓇ)は、「S1P(スフィンゴシン 1-リン酸)受容体調節薬」と呼ばれるお薬です。
多発性硬化症は、免疫細胞(リンパ球)が誤って自分の神経を攻撃してしまうことで起こります。このお薬は、主に以下の2つのメカニズムで効果を発揮します。
- 炎症を抑える働き:リンパ球の表面にあるS1P1受容体に働きかけ、リンパ球がリンパ節から血液中へ出ていくのをブロックします。これにより、神経を攻撃するリンパ球が脳や脊髄(中枢神経系)へ入り込むのを防ぎ、炎症を抑えます。
- 神経を保護する働き:お薬の成分が直接脳や脊髄に入り込み、神経をサポートする細胞(アストロサイトやオリゴデンドロサイトなど)のS1P1やS1P5受容体に働きかけます。
これにより、神経の周りにあるカバー(髄鞘)の修復を促すなどして、神経を直接保護し、障害の進行を抑えると考えられています。
編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
Q作成
医師執筆/監修
QAレビュー
公開
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
undefined
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです