サンド株式会社
オルガドロン注射液3.8mgの薬剤情報・副作用
オルガドロン注射液は副腎不全、関節リウマチなどの膠原病、ネフローゼ、重症な感染症、悪性リンパ腫、皮膚炎、喘息、白血病、抗がん剤の副作用などの治療に使用されます。体の炎症を抑える働きや、体のステロイドホルモンを補充する働きがあります。副作用として胃腸炎や体重増加、高血圧、糖尿病などがあります。また長期間使用する場合や急な服用中止は体に影響を及ぼすことがあります。
総称(一般名) | オルガドロン(デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム) |
用法および用量 | 点滴として使用したり、関節や筋肉などに注射して使用します。 |
効能または効果 | 体の炎症を抑える働きや、体のステロイドホルモンを補充する働きがあります。 |
薬の値段(薬価) | オルガドロン注射液3.8mgの薬価は、157円です。 |
ジェネリック医薬品 | この薬はジェネリックではありません。 |
注意事項 | 以下の方は使用できません。 ・デスモプレシン酢酸塩水和物を使用中の方。 ・HIV、C型肝炎、B型肝炎の薬を使用中の方。 以下の場合は使用には注意が必要です。 ・以前に薬や食べ物でアレルギー症状が出たことがある。 |
※上記の情報は「ユビー病気のQ&A」が独自に要約および提供している情報になります。
オルガドロン注射液3.8mgのお薬詳細
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。 そのために、オルガドロン注射液3.8mgを使用される患者さんの理解と協力が必要です。
注射薬
2021年9月作成
主成分 | デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム |
剤形 | 注射剤 |
シート記載など | - |
オルガドロン注射液3.8mgの作用と効果について
合成副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)製剤で、炎症やアレルギー症状を改善したり、免疫反応を抑えるなどさまざまな働きがあります。
通常、免疫疾患、アレルギー疾患、炎症性疾患など、広い範囲の疾患に用いられますが、病気の原因そのものを治す薬ではありません。
次の方は注意が必要な場合があります。必ず担当医師や薬剤師に伝えてください。
- 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
- 異常な可動性を示す関節、感染症や全身の真菌症、消化性潰瘍、精神病、結核がある。
- 血栓症、糖尿病、角膜炎、白内障、緑内障、高血圧、低カリウム血症などの電解質異常がある。
- 最近、内臓の手術を受けたことがある。
- 急性心筋梗塞を起こしたことがある。
用法・用量(この薬の使い方)
- 通常、静脈内、点滴で静脈内、筋肉内、関節腔内、腱鞘内、硬膜外、局所皮内などに注射しますが、疾患により使用方法は異なります。
症状を見ながら使用の期間を決めていきます。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。
この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
副作用として、満月様顔貌、体重増加、関節腔内注射での関節の不安定化などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
- 呼吸困難、冷汗、ふらふら感[ショック、アナフィラキシー]
- 熱が出る、咳が出る[誘発感染症、感染症の増悪]
- 全身倦怠感、食欲不振、嘔吐[続発性副腎皮質機能不全]
- 口渇、多飲、多尿[糖尿病]
- みぞおちの痛みや圧痛、げっぷ、下血[消化性潰瘍、消化管穿孔]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
医療関係者向け添付文書
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オルガドロン注射液3.8mgに関連する病気や症状
関連する病気や症状は「ユビー病気のQ&A」に記載されている情報を表示しているため、すべてを記載したものではありません。
表記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
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