健栄製薬株式会社

メサラジン注腸1g「ケンエー」の薬剤情報・副作用

メサラジン注腸は、潰瘍性大腸炎に使用される薬です。主に活性酸素を減らすことで、炎症を抑えます。主に直腸の炎症を抑えます。

総称(一般名)
メサラジン(メサラジン)
用法および用量
(成人)1日1個(1g)を直腸内に挿入。年齢・症状により適宜増減されます。
効能または効果
活性酸素を減らし、炎症を抑える薬です。潰瘍性大腸炎やクローン病を改善する薬です。
薬の値段(薬価)
メサラジン注腸1g「ケンエー」の薬価は、425.9円です。
ジェネリック医薬品
この薬はジェネリックではありません。
注意事項
使用直前に袋から取り出し、容器をよく振って使用してください。 以下の場合は使用には注意が必要です。 薬や食べ物のアレルギーがある。 肝臓や腎臓の障害がある。

※上記の情報は「ユビー病気のQ&A」が独自に要約および提供している情報になります。

メサラジン注腸1g「ケンエー」のお薬詳細

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。 そのために、メサラジン注腸1g「ケンエー」を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

外用薬

2020年06月

主成分
メサラジン
剤形
白色〜微黄色の注腸剤
シート記載など
特になし

メサラジン注腸1g「ケンエー」の作用と効果について

活性酸素を消去したり、ロイコトリエンの産生を抑制したりすることで、抗炎症作用をあらわします。
通常、潰瘍性大腸炎(重症を除く)の治療に用いられます。

次の方は注意が必要な場合があります。
必ず担当医師や薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害や肝障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • 通常、成人は1日1個(主成分として1g)を直腸内に注入しますが、年齢・症状により適宜減量されます。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 使用直前にアルミ袋から取り出し、ストッパーをスライドさせて挿入深度を合わせます。容器をよく振り、キャップを外して使用してください。
  • 使い忘れた場合は、気がついたときに1回分を使用してください。ただし、次に通常使用するタイミングが近い場合は、医師または薬剤師に相談してください。2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使用を止めないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、下痢、吐き気、発熱、関節痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

  • 発熱、咳、呼吸困難[間質性肺疾患]
  • 胸部痛、発熱、呼吸困難[心筋炎、心膜炎、胸膜炎]
  • 尿量減少、発熱、むくみ[間質性腎炎、ネフローゼ症候群、腎機能低下、急性腎障害]
  • 貧血傾向、出血傾向、全身倦怠感[再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症]
  • 激しい上腹部または腰背部の痛み、発熱、吐き気[膵炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • アルミ袋を開封した後は速やかに使用し、薬が残った場合や変色した場合には保管せずに廃棄してください。

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メサラジン注腸1g「ケンエー」に関連する病気や症状

関連する病気や症状は「ユビー病気のQ&A」に記載されている情報を表示しているため、すべてを記載したものではありません。
表記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

※より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療関係者向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

※このページの情報は「くすりのしおり」のデータを引用しています

※薬に関連する病気や症状の項目はユビー病気のQ&Aの情報をもとに表示しています。

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