ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mLの薬剤情報・副作用
ケナコルトは副腎不全、関節リウマチなどの膠原病、ネフローゼ、重症な感染症、悪性リンパ腫、皮膚炎、喘息、白血病、関節症、抗がん剤の副作用などの治療に使用されます。体の炎症を抑える働きや、体のステロイドホルモンを補充する働きがあります。副作用として胃腸炎や体重増加、高血圧、糖尿病などがあります。また長期間使用する場合や急な服用中止は体に影響を及ぼすことがあります。
総称(一般名) | ケナコルト-A(トリアムシノロンアセトニド) |
用法および用量 | 関節や筋肉などに注射して使用します。 |
効能または効果 | 体の炎症を抑える働きや、体のステロイドホルモンを補充する働きがあります。 |
薬の値段(薬価) | ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mLの薬価は、800円です。 |
ジェネリック医薬品 | この薬はジェネリックではありません。 |
注意事項 | 以下の方は使用できません。 ・デスモプレシン酢酸塩水和物を使用中の方。 ・HIV、C型肝炎、B型肝炎の薬を使用中の方。 以下の場合は使用には注意が必要です。 ・以前に薬や食べ物でアレルギー症状が出たことがある。 |
※上記の情報は「ユビー病気のQ&A」が独自に要約および提供している情報になります。
ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mLのお薬詳細
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。 そのために、ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mLを使用される患者さんの理解と協力が必要です。
注射薬
2019年12月改訂
主成分 | トリアムシノロンアセトニド |
剤形 | 注射剤 |
シート記載など | - |
ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mLの作用と効果について
合成副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)製剤であり、炎症やアレルギー症状を改善したり、免疫反応を抑えるなどの作用があります。通常、免疫疾患、アレルギー疾患、炎症性疾患などの治療に用いられます。病気によっては、経口の薬で治療ができないとき、または外用の薬で十分な効果が得られない場合の治療に使われます。
次の方は注意が必要な場合があります。必ず担当医師や薬剤師に伝えてください。
- 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
- 感染症のある関節腔内、滑液嚢内、腱鞘内または腱周囲、動揺関節(関節が不安定な状態)がある。
- 感染症や全身の真菌症、消化性潰瘍、精神病、結核、角膜炎、白内障、緑内障、高血圧、電解質異常、血栓症。
- 最近、内蔵の手術を受けたことがある。
- 急性心筋梗塞を起こしたことがある。
- 糖尿病、骨粗しょう症、腎不全、甲状腺機能低下、肝硬変、脂肪肝、脂肪塞栓症、重症筋無力症がある。
- 水痘(みずぼうそう)または麻疹(はしか)にかかったことがある。
- 予防接種を受けたことがある。
用法・用量(この薬の使い方)
- 通常、筋肉内注射、関節腔内注射、軟組織内注射、腱鞘内注射、滑液嚢内注入、ネブライザー、鼻腔内注入、副鼻腔内注入、喉頭・気管注入、中耳腔内注入、耳管内注入、鼻甲介内注射、鼻茸内注射、食道注入しますが、疾患により使用方法は異なります。
筋肉内注射時には、萎縮して皮膚陥没(皮膚が著しくへこむこと)を起こすことがあります。このことについて、あらかじめ医師より説明を受けてください。また、注射部位をもまないようにしてください。
症状を見ながら使用の期間を決めていきます。具体的な使用期間については、担当の医師にお尋ねください。
この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、満月様顔貌、月経異常、関節の不安定化(関節腔内投与時)、疼痛・腫脹など(関節腔内投与時)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
- かぜのような症状、からだがだるい、発熱[誘発感染症、感染症の増悪]
- からだがだるい、吐き気、のどの渇き[続発性副腎皮質機能不全、糖尿病]
- 胸やけ、胃のもたれ、背中の痛み[消化性潰瘍、膵炎]
- やる気がおきない、気分がふさぎ込む、けいれん[精神変調精神変調、うつ状態、痙攣]
- 腰・背中の痛み、関節の痛み、筋肉の痛み[骨粗鬆症、大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死、ミオパシー]
- 頭痛、視力の低下、眼のかすみ[緑内障、後のう白内障]
- 血を吐く、吐き気、胸の痛み[血栓症]
- 息切れ、判断力の低下、意識の低下[ショック、アナフィラキシー]
- ヒューヒュー音がする、息苦しい、息切れ[喘息発作の増悪]
- 眼がみえなくなる、視力の低下、物が見えにくい、視力の低下、物が見えにくい[失明、視力障害]
- 腱の痛み、指が動かせない[腱断裂]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
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ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mLに関連する病気や症状
関連する病気や症状は「ユビー病気のQ&A」に記載されている情報を表示しているため、すべてを記載したものではありません。
表記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
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