内反足の場合、主にどのような治療をしますか?
ギプス矯正(ポンセッティ法)が主流で、必要に応じ手術します。
小児の内反足は、世界的に「ポンセッティ法」と呼ばれる段階的なギプス矯正が標準治療です。
生後数日~数週間以内に開始するのが最も効果的で、週ごとに足を少しずつ矯正して、ギプスを巻き替えます。通常数回で変形が改善され、多くの場合は小切開でアキレス腱を延長する手術が追加されます。その後は、装具を数年間装着し、再発を防ぎます。
成人ではギプス矯正の効果は乏しく、残存変形や後天性内反足に対しては、骨切り術・関節固定術・腱移行術など手術的治療が必要となることがあります。
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(参考文献)
Dobbs, Matthew B et al. Update on clubfoot: etiology and treatment. Clin Orthop Relat Res. 2009, 467, 1146-53.
Shabtai, Lior et al. Worldwide spread of the Ponseti method for clubfoot. World journal of orthopedics. 2014, 5, 585-90.
Kim BS. Reconstruction of Cavus Foot: A Review. Open Orthop J. 2017, 11, 651-659.
Qin B et al. Evaluation and Management of Cavus Foot in Adults: A Narrative Review. J Clin Med. 2022, 11, 3679.
Seaman TJ et al. Pes Cavus. StatPearls. 2025, , PMID: 32310476.
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まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
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