新生児の内反足は治りますか？

新生児の内反足は、早期に適切な治療を開始すれば、非常に高い確率で良好に矯正され、多くのケースで正常に近い足の機能と見た目を取り戻すことができます。

特にポンセッティ法は、新生児期から乳児期早期（生後数日〜数週間以内）に開始することで、最も効果を発揮します。

この時期の赤ちゃんの足は、骨や関節、靭帯が柔らかく、ギプスによる段階的な矯正が非常に効果的に作用するため、多くの場合、手術をせずに足の変形を改善できます。

治療後も再発予防のために装具の装着が必要ですが、医師の指示に従い継続することで、将来的にスポーツなども含め、ほとんど制限なく日常生活を送ることが期待できます。

早期治療の開始が、子どもの将来の足の健康と機能にとって極めて重要です。