「先天性耳瘻孔」とはどのような病気ですか?
生まれつき耳の周りに小さな穴と管ができる病気で、感染すると腫れや膿が出ることがあります。
【生まれつきの耳の異常】
お母さんのお腹の中で耳が作られる時の異常により、耳の周りに小さな穴が開き、その下に軟骨まで続く管や袋ができる病気です。生まれつきの耳の異常の中ではとてもよく見られ、遺伝が関係することもあります。
【症状とトラブル】
穴から匂いのするチーズのような汁が出ることがあります。一生トラブルなく過ごせることもありますが、穴からバイ菌が入ると感染を繰り返すことがあります。感染すると以下のような症状が出ます。
- 赤く腫れる
- 膿(うみ)がたまる
- 治りにくい赤いできもの(不良肉芽)ができる
- 顔まで腫れることがある
【治療について】
感染を起こした場合は、腫れた部分を切って膿を出したり、バイ菌をやっつける薬(抗生剤)を飲んだりする治療が必要になります。
先天性耳瘻孔について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
日本形成外科学会 / 日本創傷外科学会 / 日本頭蓋顎顔面外科学会. 形成外科診療ガイドライン 2 2021年版 第2版. 金原出版. 2021
Heon Yoo et al. A Surgical Technique for Congenital Preauricular Sinus. Arch Craniofac Surg. 2015, 16, 63–66.
一般社団法人 日本形成外科学会.耳(前)瘻孔|日本形成外科学会.一般社団法人 日本形成外科学会,https://jsprs.or.jp/general/disease/umaretsuki/mimi/jiroko.html(参照 2026-03-06)
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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