先天性耳瘻孔の場合、主にどのような治療をしますか?
無症状なら経過観察しますが、感染時は薬や切開で治療し、手術で原因の管をすべて摘出します。
【基本の治療方針】
- 感染したことがない場合 :そのまま様子を見ることもできますが、将来のトラブルを防ぐために手術を検討することもあります。
- 感染したことがある場合 :再び感染しやすくなるため、手術で原因部分を完全に切り取る治療がすすめられます。
【感染して腫れたときの治療】
まずは抗生物質を飲んだり、腫れた部分を切開して膿を出したりします。 炎症が治まってから1〜3ヶ月待って手術をするのが一般的です。
【手術の方法】
大人の場合は日帰りの局所麻酔で、小さな子どもの場合は眠らせて全身麻酔(数日〜約1週間の入院)で行います。 手術では、皮膚の小さな穴から続く管や袋状の組織をすべて取り除き、傷口を縫い合わせます。
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(参考文献)
日本形成外科学会 / 日本創傷外科学会 / 日本頭蓋顎顔面外科学会. 形成外科診療ガイドライン 2 2021年版 第2版. 金原出版. 2021
Heon Yoo et al. A Surgical Technique for Congenital Preauricular Sinus. Arch Craniofac Surg. 2015, 16, 63–66.
一般社団法人 日本形成外科学会.耳(前)瘻孔|日本形成外科学会.一般社団法人 日本形成外科学会,https://jsprs.or.jp/general/disease/umaretsuki/mimi/jiroko.html(参照 2026-03-06)
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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